第23期女流王位表彰式の模様

更新:2012年07月19日 17:00

2012年7月19日(木)、東京・日比谷の「松本楼」にて里見香奈女流王位の表彰式が執り行われました。

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関係者ら約120名が出席した式は、主催新聞社代表の西日本新聞東京支社山浦修支社長、日本将棋連盟谷川浩司専務理事、日本女子プロ将棋協会石橋幸緒代表理事より挨拶があり、表彰状、賞金、記念品が授与され、里見香奈後援会北島建孝会長より祝辞、里見香奈女流王位の謝辞へとすすみました。

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写真:西日本新聞東京支社山浦修支社長
「里見女流王位は全身全霊をかけた対局の後にも、謙虚な姿勢で前を向いていた。目の前の対局に感謝の気持ちで臨みたい、との振る舞いはハーバード大学日本史講師 北川智子さんの"レディ・サムライ"という言葉を髣髴とさせた。女流王位戦も今後、更なる高みを目指したい。」

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写真:里見香奈後援会北島建孝会長より祝辞
「地元では後援会の者は勿論のこと、多くの方が喜んでいる。里見さんは小学生の時に、将棋が凄く強い女の子がいる、と話題になっていた。今後も、プレッシャーにならないように外は静かに、内は熱く応援していきたい。これからも精一杯努力し、心と技を鍛え、鑑となるように成長してほしい。」

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写真:里見香奈女流王位
「今回は、"新しいことに挑戦すること"と、"勝ち負けに関わらず、感謝の気持ちを忘れないこと"をテーマとして臨み、思い切って指せたことが幸いした。今日の会場までの道程で思い返してみたが、本当に楽しかったという気持ちが頭にあった。どの地方に行っても温かく迎えていただいた。地元の方や、周りの方が一生懸命に応援して下さって、それが一番の支えになっている。来年は一枚も二枚も成長した姿で対局に挑みたい。」

祝賀会は、関根紀代子女流棋士会会長の乾杯で始まり、盛会のうちに終了しました。

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