第41期新人王表彰式の模様

更新:2010年12月20日 14:03

2010年12月17日(金)、東京都新宿区「日本青年館」にて阿部健治郎四段の表彰式が囲碁の「新人王表彰式」とともに執り行われました。

第41期新人王戦表彰式01
写真=お祝いに駆けつけた山形県の支部の方々とご家族と

表彰式は主催社であるしんぶん赤旗小木曽陽司編集局長、日本将棋連盟米長邦雄会長、日本棋院大竹英雄理事長、関西棋院今村俊也常務理事の挨拶があり、各新人王へ賞状、優勝杯、賞金目録の授与、祝辞、各新人王からの謝辞があり、表彰式が終了、祝賀パーティーへとすすみました。
第41期新人王戦表彰式02 第41期新人王戦表彰式03
写真左=挨拶:米長会長
「今期の新人王戦三番勝負は、優勝すればアマチュア初の快挙となり、プロにとっては負けられないというもので、プロには相当なプレッシャーがかかったと思う。その中でよく頑張った。新人王は5年前に現在竜王を7連覇中の渡辺が獲得する等、新人王を獲得するとタイトル戦の常連が約束されたもの。今後はタイトルをたくさん獲ってもらいたい。」
写真右=優勝杯贈呈

第41期新人王戦表彰式04
写真=祝辞:西村一義九段
「奨励会入会前によく指した。強かったことを覚えている。18歳までは実家(山形県酒田市)から通い、四段までは6年かかった苦労は必ず活きてくるし、山形県出身棋士の活躍は山形県で将棋を普及されている皆様にとっても励みになるのではないかと思うので、素晴らしい兄弟子を目指して頑張ってもらいたい。」

第41期新人王戦表彰式05
写真=謝辞:阿部新人王
「新人王戦には奨励会の時に出てはすぐ負けていたのに、四段になってすぐに新人王になり驚いている。アマチュアの方との三番勝負は「勝てば天国、負ければ地獄」の大勝負で精神的にも鍛えられたシリーズになった。」と三番勝負を振り返った。また、「情報が集めやすい時代だからこそ想像力等を大事にしていきたいし、新人王にもなった兄弟子の藤井九段を尊敬していることもあり、歴代の新人王に負けず、精進していきたい。」と今後の抱負を話した。

第41期新人王戦表彰式06
写真=囲碁の新人王・白石勇一三段と

第41期新人王戦表彰式07
写真=一門で(左から三浦八段、藤井九段、阿部新人王、西村九段、山田女流三段)

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