島根県出雲市高岡町 高浜 I 遺跡から最古の将棋盤が出土

更新:2010年12月22日 15:35

 この度、島根県出雲市高岡町 高浜 I 遺跡から15世紀中葉~16世紀初頭と推測される最古の将棋盤が出土いたしました。これまで将棋盤の出土については東京溜池遺跡から18世紀代のものが1点出土しているだけであり、全国で2例目の出土例です。 詳細については下記の発表資料をご覧下さい。

出雲市高浜Ⅰ遺跡・山持遺跡から出土した遺物について(島根県教育庁埋蔵文化財調査センター ホームページ)

米長邦雄会長のコメント
信長の頃、将棋を指す人々のトップは既に現在のプロ棋士に近い実力があった。将棋が広く指されていた歴史があるはずと思っていたが、今回の出土はその過程を表すものとして注目している。将棋文化は仏教伝来までさかのぼるものと考えている。

  • Facebookでシェア
  • はてなブックマーク
  • Pocketに保存
  • Google+でシェア

関連ニュース

一覧へ