第21期女流王位表彰式の模様

更新:2010年08月12日 15:57

 2010年8月6日(金)、東京・日比谷の「松本楼」にて甲斐智美女流王位の表彰式が執り行われました。

第21期女流王位表彰式の模様01
写真:たくさんの女流棋士がお祝いに駆けつけた

 関係者ら約100名が出席した式は、主催新聞社代表の東京新聞河津市三編集局長、日本将棋連盟米長邦雄会長、日本女子プロ将棋協会石橋幸緒代表理事より挨拶があり、表彰状、賞金目録、記念品が授与され、祝辞、謝辞へとすすみました。

第21期女流王位表彰式の模様02
写真:中原誠十六世名人より祝辞
「昨年引退してから月1回、甲斐女流王位と奨励会員と研究会を行っている。今年になってその研究会の成果が出てきたのかなと思っているが、続けてのタイトル獲得には驚いている。タイトルを獲ると男性棋士がでる棋戦に参加でき、男性棋士に直接胸を借りられる。これは素晴らしいこと。タイトルを獲って活躍の場が広がるとともに、勉強の場も広がったことを大切にしていってもらいたい。

第21期女流王位表彰式の模様03
写真:甲斐智美女流王位
「女流王位戦は各地を転戦して行う。各地の方々に温かく迎えられ、細やかな心遣いをいただき、一局一局感謝している。五番勝負は第一人者の清水さんと指せたことが嬉しかった。また、指し手の中に清水さんの強い情熱と自信を感じ、それに引っ張ってもらいながら自分の新たな力が湧いてきた。今後はしっかりと実力をつけていきたい。」

祝賀パーティーは日本将棋連盟西村一義専務理事の乾杯で始まり、盛会の内に終了しました。

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