「フランス・グランゼコール生の将棋体験教室」のレポート

更新:2010年07月22日 14:27

 フランスのエリート機関である各グランゼコールが、学生に課した企業研修に先だって設けられた日本語研修・日本文化体験の一貫としての将棋体験教室の第1回が、7月21日東京・将棋会館で行われました。
 将棋連盟からは遠山四段が企画段階から関わり講義も行いました。体験教室では、仏語を習得中のボランティアの日本人大学生を相手に実戦を行い、将棋を通じたコミュニケーションを取っていました。
 好奇心旺盛で、とりわけ日本文化に対する関心が深い学生が多いこと、さらには頭を使うことが好きな学生が多く、将棋の飲み込みが非常に早いことが彼らの特徴です。
 これを機会にヨーロッパでも有数の将棋先進国フランスで、より将棋が盛んになることが期待されています。今後は7月29日、8月5日に将棋会館で教室が開催され、多数のフランス人留学生が訪れる予定で、最終日の8月5日にはフランス将棋協会会長Fabien Osmont氏のミニ講演も行われることになっています。

フランス・グランゼコール生の将棋体験教室の模様 フランス・グランゼコール生の将棋体験教室の模様02


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