内藤國雄九段が関西本部長を退任

更新:2010年05月27日 17:00

 この度、内藤國雄九段(70歳)より「関西本部長の重責から離れ、自由な立場でこれからの将棋界の為に尽力したい。」旨申し入れがあった。5月26日付で理事会はこれを了承し、棋士総会の席上で本人が辞意の弁を語った。
   内藤九段は米長会長から5年前の平成17年6月から関西本部長を委嘱されていた。
 総会では米長会長が「東の加藤一二三、西の内藤國雄の二人がタイトルを取って世間をあっと言わせるための申し出。」と前置きして棋士一同がどよめいた。
 内藤九段は「5年間勤めたが谷川浩司九段が棋士会会長になったことでもあり、今後は自分なりに将棋界の為に尽力したい。」と語り、終始和やかなうちにセレモニーは完了した。
 今後、関西本部長席は暫らく空席となる。

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