第4回日レス杯に関する見解

更新:2010年05月17日 17:45

平成22年5月17日

社団法人日本将棋連盟
理事会

この度の日レス杯に関する件は余りにも理不尽でございます。
弊社団に属する女流棋士3名は、本人達に全く事前了解も無くインターネット上に名前をさらされました。
一人は泣き、一人は理事会に一任し、一人は口頭にて断りました。罪も無い  か弱い女性へのこのような仕打ちは今後は止めて下さいますようお願い申し 上げます。

私共は文書による回答を4月21日付で申し入れました。
然るに大林会長におかれましては全く話し合う姿勢を見せず、しかも今回の 発表があたかも日本将棋連盟側に非があるが如き内容は承服しかねます。

そもそも弊社団会長米長と中井代表理事と大林会長との三者での協議が第3回(1月21日)で決裂したのは当日の第二号議案にありました、日レス杯への  女流棋士の出場要請を米長がお断りしたことに起因します。
弊社団に所属する女流棋士個々人を苦しめること、自主棋戦にもかかわらず 弊社団のイメージを損なうようなことは困ります。
どうか大林会長と中井代表理事におかれましては、これ以上紛争の元になるようなことは以後慎んで下さいますようお願い申し上げます。


誠に遺憾ではありますがファンの皆様に事実と経過をご報告致します。
LPSAから日本将棋連盟への第一報と、それに対する返書を掲載致します。

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