第21期竜王戦就位式 1月26日 渡辺明竜王
更新：2009年01月26日 15:57
第21期竜王就位式の模様
2009年1月26日(月)、東京都千代田区「パレスホテル」にて初代永世竜王の資格を獲得した渡辺明竜王を囲んでの『第21期竜王就位式』が執り行われました。
渡辺明竜王
関係者約200名が出席した式は日本将棋連盟米長邦雄会長より挨拶、竜王推挙状の贈呈、読売新聞東京本社滝鼻卓雄会長より竜王杯・優勝賞金3200万円・永世竜王の資格獲得のお祝い金贈呈、竜王戦各組優勝者へメダルが贈呈されました。
米長会長より竜王推挙状贈呈
滝鼻会長より竜王杯贈呈
竜王戦第1局目のパリにも同行され、観戦記を書かれたミューズ・アソシエイツ梅田望夫社長より祝辞、小田切秀人指導棋士が開いている「こども将棋教室棋友館」の生徒の方々より花束の贈呈があり、最後に渡辺竜王から出席者の皆様への謝辞があり、就位式は終了いたしました。
梅田望夫氏より祝辞
「第1局のパリではヨーロッパの人達が心から楽しんでいたことや、インターネットのアクセス数が7600万あり、全世界からのアクセス数が多かったことからも、今期の竜王戦で日本文化である「将棋」の力がすごいことを痛感した。
渡辺竜王は、オープンで自信にあふれ、早口で合意理的というこれからのグローバルな時代にピッタリなキャラクターだと思う。これからの時代の若者の代表として世界を意識した活動をしてもらいたい。」
渡辺明竜王謝辞
「棋士になった時は、永世称号という名誉な称号をこんなに早く獲れる棋士になれると思っていなかった。今後は永世竜王という称号に恥じない成績を残したい。」
その後、第7局の対局場「ほほえみの宿 滝の湯」の女将である山口隆子副社長より乾杯の
ご発声があり、祝賀パーティーが始まりました。
師匠である所司和晴七段と
棋友館の生徒さん達と
就位式、祝賀パーティーともに盛会の内に終了いたしました。
