渡辺明竜王が竜王位を防衛、史上初の「永世竜王」の資格を獲得
更新:2008年12月18日 16:08
2008年12月17、18日に山形県天童市「ほほえみの宿 滝の湯」で行われました第21期竜王戦七番勝負(主催:読売新聞社)第7局において、渡辺明竜王(24歳)が挑戦者の羽生善治名人(38歳)を対戦成績4勝3敗で破り、竜王位を防衛いたしました。尚、七番勝負での3連敗からの4連勝は将棋界初。
これにより、渡辺は竜王位連続5期獲得となり、同棋戦史上初となる「永世竜王」の資格保持者となりました。永世称号は原則として引退後の就位となります。
米長邦雄会長のコメント
初代の永世竜王おめでとう。
史上初の3連敗のあとの4連勝、しかも世間が羽生一色のときだけに本当に驚きました。両対局者にごくろうさまと申し上げると共に、ファンの皆様の更なるご支援をお願いします。