第2回大和証券杯ネット将棋・最強戦1回戦第3局、「渡辺明竜王対羽生善治二冠」戦の時間切れ負けについて

更新:2008年05月12日 15:21

 この度、 5月11日に行われました第2回大和証券杯ネット将棋・最強戦、1回戦第2局「渡辺明竜王対羽生善治二冠」戦につきまして羽生二冠が時間切れ負けとなりました。
 事情としましては、羽生二冠が「着手確認」機能を作動しており、 時間内に指し手は終了していましたが、確認ボタンを押す時には時間が過ぎており時間切れとなりました。
 尚、「着手確認」とは、指し手のクリックミスを避けるため、1度指した後に「その指し手で本当に良いか」どうかの確認ができるシステム(この確認が完了するまでは指し手が終了していないとし時間が加算されます)で、対局者の意思で機能を使うかどうかを決められます。
 昨日の対局では中盤の最も見ごたえのある局面で対局が終了してしまい、観戦していた方々には不満の残る結果となりました。
 今後、下記のように対応して観戦の皆様に満足いただけるよう努力いたします。

1. 今後、時間切れ負けが起こらないよう対局者への注意徹底を行う。
2. 万が一、時間切れが起きた場合、勝敗が決した局面からの指し継ぎを検討するなど、感想戦におけるファンへのサービス向上を計る。
3.現在、システム面で終了局面からの指し継ぎが不可能であるので、どのような方法が可能かを次期までに検討する。
羽生二冠のコメント
中途半端な形で終わってしまい、大変申し訳ありません。次回はマウスの練習をもう少しします。
渡辺竜王のコメント
局面が不利だったので複雑ですが、2回戦以降も頑張ります。

問合せ:日本将棋連盟広報部

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