矢内女流名人、福原愛選手、福岡春菜選手と対談

更新:2008年04月23日 11:55

 4月23日(水)、矢内理絵子女流名人と日本卓球界を代表するプレーヤー福原愛選手の対談が東京都北区「ナショナルトレーニングセンター」で行われました。
 福原選手のお父さんが「卓球と将棋は似ている部分がある」と話したことがきっかけで実現した対談には福原愛選手の他にも、多彩なサーブを放つ福岡春菜選手、近藤欽司ナショナルチーム女子監督も参加しました。
 福原選手、福岡選手も将棋を習うのは初めてとのこと。矢内女流から盤・駒の説明や、簡単なルール教わった後、対談が開始されました。卓球と将棋は「先の手を読む」「戦術を立てる」「駆け引きが必要」などといった共通点が多く、両選手・監督ともに矢内女流の話を熱心に聞いていました。矢内女流から座右の名「戦いは最後の五分間にある」と揮毫された扇子を手渡されると、近藤監督は今年の世界卓球選手権で福原選手が韓国戦で競り勝った試合を例に上げ、「卓球でも最後の2ポイントを取って勝ちきるのが大変なのです」との心のこもった言葉もありました。
 短い時間ではありましたが積極的に意見が交換され、活気のある対談でした。
 尚、この模様は6月3日発売の将棋世界7月号でも掲載予定です。

駒について説明をする矢内女流名人
駒について説明中

ルールについても説明
ルールも説明

対談の模様
対談の模様。左から、近藤欽司ナショナルチーム女子監督、福岡春菜選手、福原愛選手、矢内理絵子女流名人

記念撮影
福原愛選手、福岡春菜選手と記念撮影

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