<訃報>廣津久雄九段、死去

更新:2008年04月16日 15:06

廣津久雄九段 2008年4月16日10時57分、廣津久雄九段(85歳・福岡県出身)が急性腎不全の為、静岡済生会総合病院にて死去いたしました。葬儀は近親者のみで執り行います。
問合せ先 日本将棋連盟
総務部(TEL:03-3408-6166)

【米長邦雄会長のコメント】
廣津九段は将棋普及の中興の祖であった。普及部担当の専務理事として、粉骨砕身、東奔西走ぶりはまさしく普及の鬼と思われた。 特筆すべきは全国に支部の連絡網を築き上げ、組織としての普及を目指した事にある。職域団体対抗戦も日本武道館にて開催し、1チーム5名で3000名以上を一同に集めた。 自宅で子ども教室を開くなど、子どもや大人など全ての世代の普及に努めた。また、目立たない活動ではあるが刑務所への慰問も行った。 弟子の数も多く5人のプロ棋士を育て上げられた名伯楽でもある。惜しい先輩を亡くした。心からお悔やみ申し上げます。

日本将棋連盟役員歴
理事1年(1965.5.25~1966.5.25)
常務理事3年(1966.5.25~1969.5.20)
専務理事8年(1969.5.20~1974.7.18、1976.12.6~1979.5.23)
監事10年 (1991.5.23~2001.5.24)
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