中村太地王座の初防衛か、斎藤慎太郎七段の初タイトル獲得か【棋士データ・成績比較】
更新:2018年09月30日 10:30
第66期王座戦五番勝負中の、中村太地王座と斎藤慎太郎七段の棋士データ・成績を比較しました。
中村王座の本棋戦通算成績は31勝15敗(0.674)。第61期の王座初挑戦では、羽生善治竜王とフルセットまで持ち込むもタイトル奪取はなりませんでしたが、昨年第65期の五番勝負で再び羽生善治竜王と対戦。3勝1敗で4年越しのリベンジを果たし初のタイトル獲得となりました。
一方、王座初挑戦となる斎藤七段の王座戦通算成績は、22勝5敗(0.815)と高い勝率を維持。昨年の挑戦者決定トーナメントでベスト4入りしたため第66期は本戦からの参加で、高見泰地叡王、久保利明王将、藤井聡太七段、渡辺明棋王ら強豪棋士を次々と破り、五番勝負進出を果たしました。
本シリーズは、第1局・第2局で角換わりの将棋を斎藤七段が勝ち、タイトル獲得に王手をかけています。
両者のこれまでの対戦成績は3勝2敗。中村王座の初防衛となるのか、斎藤七段が初タイトルを獲得するのか、目が離せないシリーズです。
棋士データ | ||
中村太地王座 | 斎藤慎太郎七段 | |
---|---|---|
生年月日 | 1988年6月1日(30歳) | 1993年4月21日(25歳) |
出身地 | 東京都府中市 | 奈良県奈良市 |
師匠 | (故)米長邦雄永世棋聖 | 畠山鎮七段 |
竜王戦 | 3組 | 3組 |
順位戦 | B級2組 | B級1組 |
昇段履歴 | 2000年9月:6級(12歳) 2006年4月:四段(17歳) 2011年1月:五段(22歳) 2012年4月:六段(23歳) 2017年10月:七段(29歳) |
2004年9月:6級(11歳) 2008年4月:三段(14歳) 2012年4月:四段(18歳) 2013年3月:五段(19歳) 2015年4月:六段(21歳) 2017年3月:七段(23歳) |
タイトル獲得履歴 | 1期 王座:1期 |
なし |
タイトル戦登場回数 | 3回 王座:2回 棋聖:1回 |
1回 棋聖:1回 |
昨年度成績 | ||
勝敗数(勝率) | 21勝14敗(0.600) | 33勝20敗(0.623) |
対局数ランキング(数) | ランキング圏外 | 8位(53) |
勝数ランキング(数) | ランキング圏外 | 10位(33) |
勝率ランキング | ランキング圏外 | ランキング圏外 |
連勝ランキング(数) | 10位(9) | 10位(9) |
今年度成績(2018年9月30日時点) | ||
勝敗数(勝率) | 9勝5敗(0.643) | 19勝7敗(0.731) |
対局数ランキング(数) | ランキング圏外 | 6位(26) |
勝数ランキング(数) | ランキング圏外 | 5位(19) |
勝率ランキング | ランキング圏外 | 8位(0.731) |
連勝ランキング(数) | ランキング圏外 | ランキング圏外 |