日本将棋連盟創立100周年記念「百周年千葉名人戦」開催報告
更新:2024年11月28日 20:00
日時:令和6年11月24日(日) 会場:千葉市立弁天小学校
百周年千葉名人戦webサイト:https://www.shogichiba.com/taikai2024-100meijin.html
日本将棋連盟創立100周年を寿ぐとともに、これからの100年のさらなる発展を願う、千葉県連独自の一大イベントとして、「百周年千葉名人戦」を開催いたしました。当日は所司和晴七段、瀬川晶司六段、高橋佑二郎四段、砂原奏女流2級、そして千葉県の地域普及推進棋士である真田圭一八段という豪華メンバーをゲストに迎え、合計180名の参加者の皆様とともに、多彩なイベント内容を繰り広げました。
- 【開会式の様子】
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写真左:吉田友哉会長(右)、西正能幹事長(左)
写真右:棋士の先生方と
参加者の内訳は、小学生20%・中学生22%・高校生5%・大学生(その他専門学校生など)6%・社会人47%となり、大人をメインターゲットとしながらも子供も楽しめる全将棋ファンのための祝祭の一日という、県連の企画当初からのイベント趣旨に沿ったバランスの良い世代配分となりました。 - ① 将棋大会
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年齢・性別・居住地等の参加制限なしにて、5クラス設置で開催。S1クラス(三段以上)54名、S2クラス(初段・二段)53名、Aクラス(1~4級)20名、Bクラス(4~7級)19名、Cクラス(7級以下)27名、合計173名の皆様による白熱の戦いで、全クラスが大いに盛り上がりました。なお、有段者クラス(S1、S2)は慰安戦も開催。各クラスの入賞者と慰安戦優勝者には、豪華賞品を贈呈いたしました。
- ② 指導対局(午前~午後)
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午前は指導対局のみの参加者(7名)とS1・S2クラス予選敗退者を中心に、午後は大会参加者を中心に、プロ棋士との指導対局に挑戦。5人の先生による一斉開催という大変貴重な機会を、多くの参加者の皆様にお楽しみ頂きました。
写真左:瀬川晶司六段
写真右:所司和晴七段
写真左:真田圭一八段
写真右:高橋佑二郎四段
写真:砂原奏女流2級
- ③ 次の一手(イベント終盤)
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初級・中級・上級の3問が出題され、見事全問正解の方々には、棋士の色紙をプレゼント致しました。残った色紙の争奪戦として最後には皆さんでジャンケン大会を開催し、閉会まで大変和気藹々としたイベントとなりました。
写真左:真田圭一八段による次の一手解説
写真右:各棋士揮毫の色紙
写真:棋士の先生方による色紙贈呈式
- 【将棋大会入賞者】※順不同
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S1クラス
優勝 武田俊平さん、準優勝 本田想介さん、3位 川崎蒼空さん
S2クラス
優勝 吉井千智さん、準優勝 来栖寛幸さん、3位 田中晴貴さん(瀬川晶司六段と)
Aクラス
優勝 本杉禎行さん、準優勝 中森大夢さん、3位 星野空さん
Bクラス
優勝 鶴岡侑さん、準優勝 白石修市さん、3位 佐藤遙飛さん
Cクラス
優勝 高橋誠さん、準優勝 高駿翔さん、3位 陳泰佑さん
- 【閉会後、棋士の先生方と運営スタッフ】
お集まりいただいた棋士の先生方、参加者の皆様に厚く御礼申し上げます。将棋文化の一層の隆盛を目指して、スタッフ一同、さらなる取り組みに励んで参ります。
(記・千葉県支部連合会)