足立区内32小学校の59チームが参加！「令和５年度あだち子ども将棋大会」開催

更新：2024年02月07日 17:20

　今回で12回目を迎える「令和５年度あだち子ども将棋大会」が1月27日、足立区立千寿本町小学校（千住三丁目）体育館で行われました。コロナ禍の影響で中止や個人戦での開催が続いていましたが、今年度は4年ぶりに3人１チームの団体戦にて開催となり、日ごろの成果を競い合いました。

　日本の伝統文化を尊重する豊かな心を育む活動として「将棋」に取り組み、集中力や判断力を高めるとともに、その所作や礼儀等を学び、コミュニケーション能力の向上を図る活動の集大成として開催された同大会には、32小学校から45チームと14つの地域チームで合計59チーム、170人の児童が参加しました。インフルエンザなどの影響もあり、7チームが2名で戦いましたが、最後まで一生懸命指していました。

　競技は3人1チームによる団体戦で、59チームを15グループに分けた予選（2試合）を行った後、予選での成績別に4つのトーナメント（2勝したチームは「王将トーナメント」、1勝1敗は「飛車トーナメント」「角行トーナメント」、2敗は「金将トーナメント」）を行いました。

　審判長に森内俊之九段を迎え、他に足立区出身の大野八一雄七段、川上猛七段、足立区で指導を行っている竹部さゆり女流四段が出席し、指導対局が行われました。運営には、同区で指導を行っている、指導棋士・普及指導員の方々にご協力いただきました。