第36回全国高等学校将棋竜王戦 開催報告
更新:2023年09月15日 12:00
全国高等学校将棋竜王戦全国大会が8月16日(水)・17日(木)に電気ビル共創館(福岡市)で開催されました。
各都道府県予選を勝ち抜いた47名の代表選手および前年度優勝選手1名、女子招待選手4名を加えた計52名の選手が参加しました。
本年度は台風7号上陸に伴う交通機関の乱れにより3名の選手が予選欠場、2日目の竜王杯争奪戦からの参加となりました。
厳しい状況の中、会場までお集まりいただいた選手並びに御引率の皆様に改めて感謝を申し上げます。
写真左:日本将棋連盟会長 羽生善治による挨拶
写真中:九州電力株式会社相談役 貫正義 様によるご挨拶
写真右:大塚製薬株式会社ニュートラシューティカルズ事業部製品部カロリーメイトプロダクトマーケティングマネージャー 岩﨑央弥 様によるご挨拶
大会1日目の8月16日(水)は代表選手を4名1組のリーグに分け2勝通過2敗敗退の予選を行いました。
対局の模様
大会2日目・対局を観戦する藤井聡太 竜王
2日目の8月17日(木)は予選通過者26名によるトーナメント戦で優勝を争いました。
予選で敗れてしまった選手は藤井聡太竜王杯争奪戦に出場し、上位2名にはそれぞれ努力賞と敢闘賞が授与されました。
決勝トーナメントまたは竜王杯争奪戦で敗退した選手には、羽生善治九段、中田功八段、豊川孝弘七段による指導対局が行われました。
羽生九段による指導対局
中田八段による指導対局
豊川七段による指導対局
写真左:藤井聡太竜王杯争奪戦決勝戦その①
伊覇 逞さん(愛知)VS橋本 侑門さん(三重)の対局は伊覇さんが勝利し努力賞を受賞しました。
写真右:藤井聡太竜王杯争奪戦決勝戦その②
木村恭司朗さん(青森)VS福島拓実さん(徳島)の対局は木村さんが勝利し敢闘賞を受賞しました。
<決勝戦>
羽生会長(中央左)と藤井竜王(中央右)の立会のもと、別室にて行われた決勝戦
北海道代表・齋藤駿汰さん(左)VS千葉県代表・女鹿紘喜さん(右)の対局は齋藤さんが勝利し、初優勝を飾りました。
中田八段と豊川七段の解説で行われた大盤解説
中盤戦は羽生九段と藤井竜王によるダブル解説も行われました。
終局後、対局者を交え感想戦が行われました。
<閉会式>
審判長・藤井聡太竜王による講評
羽生善治会長による閉会の挨拶
入賞者集合写真(左から羽生善治九段、第三位・所隆之介さん、優勝・齋藤駿汰さん、準優勝・女鹿紘喜さん、第三位・及川理人さん、藤井聡太竜王)
特別協力いただいている大塚製薬様より入賞した選手へカロリーメイト詰め合わせが贈られました。
竜王杯争奪戦受賞者との記念撮影(左から羽生善治九段、努力賞・伊覇逞さん、敢闘賞・木村恭司朗さん、藤井聡太竜王)
選手集合写真
<大会結果>
本戦入賞者
優 勝 齋藤駿汰 さん(北海道代表 北海道札幌南高等学校2年)
準優勝 女鹿紘喜 さん(千葉県代表 千葉県立東葛飾高等学校3年)
第三位 所隆之介 さん(兵庫県代表 灘高等学校3年)
第三位 及川理人 さん(岩手県代表 岩手県立盛岡第一高等学校2年)
藤井聡太竜王杯争奪戦受賞者
努力賞 伊覇 逞 さん(愛知県代表 明和高等学校1年)
敢闘賞 木村恭司朗さん(三重県代表 三重県立伊勢高等学校2年)
- 主 催
- 公益社団法人日本将棋連盟 読売新聞社
- 後 援
- 文部科学省 福岡県 福岡県教育委員会 福岡市 福岡市教育委員会
公益社団法人全国高等学校文化連盟 FBS福岡放送 - 協 賛
- 九州電力株式会社 株式会社 QTnet
- 特別協力
- 大塚製薬株式会社
- 協 力
- 株式会社電気ビル