「女流棋士との親睦将棋会2015」開催レポート
更新:2015年04月07日 16:25
3月29日(日)、日蓮宗大本山 池上本門寺「朗峰会館」にて、「女流棋士との親睦将棋会2015」(主催:公益社団法人日本将棋連盟 女流棋士会)を開催しました。
当日は約260名もの将棋ファンの方が来場し、盛会のうちに会が進みました。
出演女流棋士による集合写真
写真左:親睦会実行委員長 谷川治惠女流五段
写真右:日本将棋連盟会長 谷川浩司九段
写真:池上本門寺総務部執事 富澤錬真様
第1部席上対局 関東チーム VS 関西チーム リレー将棋
左が関西チーム、右が関東チーム。大盤解説は上田女流三段(左)と清水女流六段
関東チーム:加藤女流二冠、竹俣女流2級、和田女流初段。関西チーム:西山奨励会二段、北村女流1級、山根女流初段。5手交代のリレー将棋は、関東チームの居飛車穴熊対関西チームの四間飛車の対抗形になりました。激しい終盤の攻め合いを、西山二段率いる関西チームが制しました。
先手:関西チーム 西山、北村、山根
後手:関東チーム 加藤、竹俣、和田
左から、村田女流二段、高浜女流3級、山口(絵)女流三級、伊藤(沙)女流初段、塚田女流2級、鈴木女流二段。
村田、鈴木の司会で進められた、新人紹介トークショー
香川女流王将 VS 甲斐女流二冠 次の一手名人戦
左から、先手の香川女流王将、記録の伊藤(明)女流初段、熊倉女流初段、後手の甲斐女流二冠、解説の山田(久)女流四段、矢内女流五段
タイトルホルダー同士の対戦は、香川女流王将の居飛車に甲斐女流二冠がゴキゲン中飛車で対抗。相穴熊の戦いになりました。竜と馬ができてから一転、じりじりとしたねじりあいが続いていましたが、最後は一手争いの寄せ合いを甲斐女流二冠が制しました。
先手:女流王将 香川愛生
後手:女流二冠 甲斐智美
「次の一手」
1、21手目 ▲98香 4、44手目 ▽72飛
2、32手目 ▽45銀 5、51手目 ▲38竜
3、39手目 ▲46歩
サイン会
手前は色紙に揮毫する加藤女流二冠。奥は西山奨励会二段
関根名誉会長の締めの挨拶
このほか当日は、写真撮影会、扇子や色紙の販売も行われました。
- 後援
- ㈱マイナビ、㈱リコー、報知新聞社、新聞三社連合、倉敷市、倉敷文化振興財団、山陽新聞社、㈱囲碁将棋チャンネル
- 特別協賛
- ㈱囲碁将棋チャンネル
- 協賛
- チクバ外科院長 瀧上隆夫、㈱杏林堂薬局、日本将棋連盟 神奈川支部連合会 角田千成、上智大学教授 出口耕自
- 協力
- JT、白瀧呉服店、関西駒の会 小林土満、池上本門寺