ユニバーサル杯第39期女流名人位戦五番勝負第1局レポート
更新:2013年01月18日 11:00
里見香奈女流名人に上田初美女王が挑戦する、ユニバーサル杯第39期女流名人位戦五番勝負第1局が1月14日(祝・月)に出雲市の「出雲文化伝承館」で行なわれ、里見女流名人が相振り飛車の熱戦を制した。出雲市での対局は3年連続3回目となる。
本局の立会いは、杉本昌隆七段がつとめ、大盤解説会での解説は山崎隆之七段、聞き手は
香川愛生女流初段が担当した。
また、先後を決める振り駒は長岡秀人出雲市長が行い、なんと3年連続里見女流名人が先手
となった。
午後から行なわれた解説会では、ひさびさのタイトルホルダー同士の対戦とあって、将棋ファンの関心も高く、最初から立ち見のでる大盛況で、230人を超える来場者があった。
カメラマンの注文に応え出雲大社で、絵馬を手にはいポーズ。背中合わせは珍しい?
同じく取材でぜんざいを食べる二人。上田女王のおちゃめな表情に注目
対局場検分での一コマ
挨拶する浜田昭文報知新聞社常務取締役大阪本社代表
前夜祭で挨拶する長岡秀人出雲市長
挨拶する協賛の株式会社ユニバーサルエンターテインメント堀内信之広報・IR室部長
報知新聞の特集記事を手に挨拶する日本将棋連盟の田中寅彦九段
壇上に勢ぞろいする棋士一同。右端は記録の荒木三段
花束贈呈した日本舞踊の福田珠希さん(小学6年生・日本舞踊全国ジュニアコンテスト2年連続大阪市教育委員会賞受賞)と記念撮影
本局の使用駒は、「関西駒の会」所属の松原一典氏(左端)作の逸品
挨拶する里見女流名人
挨拶する上田女王
先手里見の初手を待ち構える多くの取材陣
対局開始前に精神統一する里見女流名人
控室で検討する田中寅彦専務理事、杉本七段、山崎七段の面々
対局が進行するにつれ検討も熱を帯びてきた
解説会での一コマ。杉本七段は本局が初立会いで、朝の対局室の様子を伝えた
山崎七段のスーツの襟元には「大好き出雲」のバッジが光る
対局終了後に大盤解説会場で、感想戦をする里見女流名人。左側は昨年関西に移籍した香川愛生女流初段
感想戦での一コマ
感想戦も終盤を迎え、硬かった里見の表情も次第にほぐれてきた