JT将棋日本シリーズ東京大会の模様

更新:2011年11月22日 16:08

11月20日(日)、東京ビッグサイト(東京都江東区)においてJT将棋日本シリーズ東京大会が行われました。2011年度のJT将棋日本シリーズを締めくくる最終戦。「将棋で『ココロ』を育てたい」をテーマに、「こども大会」と「プロ公式戦」が同時に開催され、総来場者数8,629名という多くの親子連れで賑い、将棋を楽しみました。

32JT-1.jpg 32JT-2.jpg 32JT-3.jpg
「こども大会」の参加者は前年度を大きく上回る2,921名。決勝戦は大勢の観客を前に畳のステージで袴を着て対局。低学年の部では村上邦和くん(藤沢市立明治小2年)、高学年の部では入馬尚輝くん(千葉市立幕張小5年)がそれぞれ優勝しました。

32JT-4.jpg 32JT-5.jpg

 会場内では、東日本大震災復興応援活動として、募金活動、サイン色紙チャリティ販売、参加者から被災地のこどもたちへの応援メッセージを募集。たくさんの方々にご協力頂きました。*募金やチャリティで集まったお金は、「将棋盤・駒セット」を購入し、応援メッセージとともに、この度の東日本大震災に見舞われた地域の子供達へ送られます。
32JT-6.jpg 32JT-7.jpg 32JT-8.jpg

その後、ステージ上では第32回JT将棋日本シリーズ決勝戦、渡辺明竜王vs羽生善治二冠の対局が行われ、羽生二冠が相矢倉の激戦を128手で制し、大会連覇を果たし5度目の優勝を飾りました。
32JT-9.jpg 32JT-12.jpg 32JT-11.jpg
32JT-10.jpg
羽生二冠のコメント
「JT将棋日本シリーズは、出場するだけでも大変な棋戦なので、連覇を達成できるとは思っていませんでした。今回は最初から苦しく、内容は圧倒されていたが、最終的に勝てて幸運でした。高い目標を励みとして頑張りたいと思います。」

  • Facebookでシェア
  • はてなブックマーク
  • Pocketに保存
  • Google+でシェア

関連イベント

一覧へ