棋士会フェスティバル2010 in 東京 レポート

更新:2010年12月10日 11:53

 昨年に引き続き、棋士会の手作りによる「棋士会フェスティバル2010in東京」を、10月31日(日)に東京・将棋会館で行いました。前日まで、台風が関東地方を直撃するのではという心配がありましたが、幸いにも当日までには回復し、約190名のファンの方にご参加いただきました。天候の悪い中お越しいただいた皆様に改めまして御礼申し上げます。また、昨年同様に多大なご協賛をいただいた竹井金属工業株式会社様にこの場を借りて厚く御礼申し上げます。
 イベントは午後1時の開会式から始まり、前回好評だった読み筋公開対局を男女プロ棋士のペア戦で行い、続いて3人の戦法創始者によるトークショー、初企画となる局面指定2面指し対局を楽しんでいただきました。また、希望者全員が受けられる指導対局、サイン会も盛況でした。最後に参加棋士全員の寄せ書き色紙が当たる抽選会を行い、無事イベントが終了いたしました。

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写真左:受付でプログラムを渡す佐藤康光九段。隣は山口恵梨子女流初段。
写真右:イベント会場全景。今年も大勢のお客様に来ていただきました。

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写真左:読み筋公開ペア対局で自分の読み筋を話す甲斐智美女王・女流王位。右は解説の深浦康市九段。戸辺誠六段とのペアは息のあった指しまわしでリードしていたのですが...。
写真右:一人が読み筋を公開している間は他の三人は聞こえないようにしています。将棋は終盤、上田初美女流二段の好手で金井恒太五段・上田ペアが逆転勝ち。大熱戦でした。

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写真左:右から藤井システムの藤井猛九段、横歩取り△8五飛戦法の中座真七段、ゴキゲン中飛車の近藤正和六段。プロ間でも大流行している戦法の創始者同士のトークショー。
写真右:トークショー進行の清水市代女流六段。さすがのリードでした。

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写真左:総合司会の鈴木環那女流初段。明るく楽しくイベントを進行してくれました。
写真右:藤井九段vs深浦九段による「局面指定2面指し対局」。自由観戦はお客様に大好評でした。結果は藤井九段が2勝。

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写真左:指定局面はお客様の投票で決まりました。得票上位の③と⑦の局面からの対局です。
写真右:第1会場では佐藤九段と甲斐女王のペアで③の対局を解説です。

棋士会フェスティバル2010-11 棋士会フェスティバル2010-12
写真左:第2会場では森内九段と高群佐知子女流三段が⑦の対局を解説です。
写真右:サプライズは広瀬章人王位の飛び入り解説でした。

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写真左:普段はプロの対局を掲示するボードですが、この日は指導対局の案内です。男性5面、女流3面で、ご希望の方全員に指導対局を受けていただきました。
写真右:藤倉勇樹四段の指導対局風景。

棋士会フェスティバル2010-15
写真:イベント終了後、出演の棋士がお客様を玄関でお見送りです。お疲れ様でした。

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