JT将棋日本シリーズ東京大会の模様
更新:2010年11月25日 11:00
11月23日(火・祝)、東京体育館(東京都渋谷区)においてJT将棋日本シリーズ東京大会が行われました。2010年度のJT将棋日本シリーズを締めくくる最終戦。「将棋で『ココロ』を育てたい」をテーマに、指して学ぶ「こども大会」と、見て学ぶ「プロ公式戦」が同時に開催され、多くの親子連れが丸一日将棋を楽しみました。
2001年からスタートし、今年で10周年を迎えた「こども大会」。東京大会には昨年を大きく上回る2958名もの応募をいただき、東京体育館アリーナは超満員。急遽、サブアリーナも対局会場として使用いたしました。
決勝戦は大勢の観客を前に畳のステージで袴を着て対局。低学年の部では伊藤匠くん(世田谷区立弦巻小2年)、高学年の部では川村悠人くん(川崎市立西梶ヶ谷小6年)がそれぞれ優勝しました。
また、この大会は優勝者を決めるだけではなく、将棋を覚えたてのこどもも楽しめるように自由対局コーナーが充実しているのも特徴のひとつ。勝敗に関係なく対局数に応じて「将棋駒型消しゴム」がもらえるので、気軽に声をかけてたくさんの友達と対局をしていました。
その後、ステージ上では第31回JT将棋日本シリーズ決勝戦、羽生善治 名人vs山崎隆之 七段の対局が行われ、羽生名人が相掛りの乱戦を80手で制し、7年ぶり4度目の優勝。見事JT杯覇者に輝きました。
JT将棋日本シリーズ公式HP
http://www.jti.co.jp/knowledge/shogi/
写真左:会場となった東京体育館
写真右:会場は超満員
写真左:保護者は2F観覧席からも応援できます
写真右:みんな真剣な表情で対局
写真左:サブアリーナも超満員
写真右:自由対局でもらえる「オリジナル消しゴム」
写真左:対局を観戦する清水女流六段
写真右:ステージ上でのこども大会決勝戦
写真左:低学年の部決勝戦
写真右:大盤解説の島九段と清水女流六段
写真:左から高学年の部優勝・川村悠人くん、準優勝・森田富裕くん、低学年の部優勝・伊藤匠くん、準優勝・大貫敬弘くん