「第7回ツゲ駒感謝の日」記念イベントのレポート

　「第７回ツゲ（黄楊）駒感謝の日記念」の子供将棋大会は5月９日、東京都御蔵島村の村立御蔵島小中学校体育館で開催されました。小学生７人によるトーナメントで行われ、決勝で栗田智之紳君（小3）が菱井創君（小3）を破り優勝しました。将棋大会のほか、来島した長岡裕也四段が小学生・保護者・教師の約20人との指導対局を行いました。
　同日夕刻からは一般の将棋大会（５人参加）決勝戦が観光資料館で行われ、広瀬幸介さんが広瀬昭彦さんを２時間半の大熱戦の末に破り優勝しました。幸介さんは広瀬久雄村長のご子息。
　御蔵島特産のツゲで作った将棋の駒に感謝し、島の自然に親しむことを目的として、５月の第２土曜を「ツゲ駒感謝の日」と平成15年に制定、東京都御蔵島村では毎年イベントを催してきました。
　翌10日には、島内のえびね公園で長岡四段によるツゲの植樹が行われました。ツゲは成長を続け、伐採まで約100年かかるということです。

左写真：子供将棋大会であいさつする広瀬久雄村長
右写真：多面指しをする長岡裕也四段

左写真：子供将棋大会で優勝した栗田智之紳君（前列中央）
右写真：左から一般将棋大会で優勝した広瀬幸介さん、長岡四段、準優勝の広瀬昭彦さん

ツゲを植樹する長岡四段