出版

将棋世界

昭和12年(1937年)創刊と、月刊誌としても古い歴史を持つ、日本将棋連盟発行の機関誌です。グラビアページや旬の将棋界の話題や特集記事、そしてタイトル戦をはじめとするプロ棋戦の情報、アマ棋界の情報なども掲載しております。また、別冊の付録や段位認定、懸賞問題なども毎号掲載。将棋界の「今」を俯瞰できる月刊誌です。

最新号ご案内

さようなら 加藤一二三九段

●特集 さようなら 加藤一二三九段
・天才が全うした生涯
・追悼文 谷川浩司十七世名人、羽生善治九段、森内俊之九段
・追悼の声 藤井聡太竜王・名人、清水市代日本将棋連盟会長、中原誠十六世名人、つるの剛士(俳優)、鎌田菜月(SKE48)
・加藤将棋の功績 記/髙野秀行七段

●公式戦
・第84期順位戦ラス前注目局レポート 記/飛龍

・第51期棋王戦コナミグループ杯五番勝負 藤井聡太棋王vs増田康宏八段
【第1局】 解説/山崎隆之八段 記/大川慎太郎

・第19回朝日杯将棋オープン戦 準決勝・決勝

・第75期王将戦七番勝負第2・3局 記/大平武洋七段
・ユニバーサル杯第52期女流名人戦第2・3局 記/長岡裕也六段
・福間香奈棋士編入試験第1局 記/長岡裕也六段

●戦術特集
 現代四間飛車 いまどきの急戦対策
 ―知っておこう!新型急戦にはこう戦う― 総合監修/森本才跳四段
Chapter1 講座「右銀、エルモ、箱入り娘 いまどきの急戦対策」―現代調の急戦対策を学ぼう―
Chapter2 好局鑑賞「プロの実戦から対急戦を学ぶ」
Chapter3 次の一手「解いて学ぼう 対急戦次の一手」

●特選自戦記
vol.18 塚田泰明九段
vs森下卓九段「45年目の風景」

●将棋小説
「春、ラバータイルで君を待つ」(後編) 尾上与一

●目指せ初段!棋力アップの処方箋
・講座 記/棋力向上委員会
・ホンマにやさしい3手5手詰 作/本間博七段
・ステップアップ7手9手詰 作/及川拓馬七段

●講座&読み物ほか
・プロが教える力戦対処法 第6回 角換わり棒銀の受け方 小山怜央四段
・それも一局 佐藤慎一六段
・棋士の推しメシ【第9食目】村山慈明八段
・リレーエッセイ 第64回 「八十一マスの宇宙を越えて」 文/齊藤優希四段
・振り飛車バンザイ!
出演/鈴木大介九段、井出隼平五段、山本博志五段 構成/會場健大
・教えて!キムラ先生
・プロ棋界の最新定跡 記/あらきっぺ
・観る将ミル子の推しライフ

●付録 勝負を分ける究極の2択

創刊の背景

【戦前】

創刊号の発行所である博文館は、明治大正出版史に"博文館時代"という一時代を画した老舗で、棋界不振の明治初期から、定跡本や詰将棋の袖珍本を多く出版して、棋界振興に力がありました。

第1期名人戦を契機として、昭和12年に「将棋大成会公認」として創刊したのが、今日の「将棋世界」の始まりで、同15年に博文館から大成会に出版権が移って、名実ともに棋士団体の直営雑誌となりました。

表紙にしばしば掲載された『龍虎』の絵は、画壇の巨匠で将棋愛好家の梅原龍三郎のものです。洋画研究で渡米した山口愚仙画伯の描く、関西の「将棋雑誌」(明治44年)の表紙とともに、表紙絵の双へきといってよいでしょう。

【戦後】

「将棋世界」の復刊を担当したのは、加藤治郎・北楯修哉の両八段と奥野基芳五段・山川次彦四段(段位は当時)です。

検閲のためGHQ当局に出掛けて交渉したり、用紙不足で製紙会社や出版社を走りまわったりして、やっと再刊第一号(A5判・34ページ・2円50銭)を出したのは、昭和21年6月でした。

再刊第3号の8・9月合併号には、6月末までの順位戦73局について、「向飛車中飛車四間飛車などの古型が筆頭で十八局、次が相掛りで十六局、角換り角不換の腰掛銀が十三局、横歩取り十二局、其他十四局」と報じていますが、大きく揺れ動く敗戦後の世相さながらに、将棋戦法も戦前のものから、大きい質的な変革が始まりつつあることを物語っていました。

(参考文献:『[写真でつづる]将棋昭和史』)

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