日本将棋連盟

「電王戦タッグマッチ2014」開催報告

更新: 2014年10月20日 16:30

1stRound Aブロック

9月20日(土)、東京都港区六本木のニコファーレにて、「電王戦タッグマッチ2014 1stRound Aブロック」が行われました。

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Aブロックの出場者は加藤一二三九段・やねうら王、高橋道雄九段・YSS、森下卓九段・ツツカナ、屋敷伸之九段・ponanza、中村太地六段・習甦の5タッグ。立会人は片上大輔六段。
聞き手・記録係・読み上げは貞升南女流初段、中村桃子女流初段、山口恵梨子女流初段、室谷由紀女流初段。
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解説は藤井猛九段と三浦弘行九段。仲良し兄弟弟子解説です。
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藤井九段が頭に付けているヘッドセットは、対局者が付けるのと同じもの。
ヘッドセットには『ウエストユニティス株式会社』が開発した「インフォロッド」が備わっていて、 現局面に対する将棋ソフトの「第1候補手」と「評価値」、「その手の読み筋」が表示されるようになっています。
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ヘッドセットには『ニューロスカイジャパン株式会社』の「マインドウェーブモバイル」という脳波測定マシンが備わっており、対局中の脳波を確認することができます。
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1回戦は▲中村太・習甦-△加藤・やねうら王戦。結果は139手で中村太・習甦の勝ち。
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2回戦は▲屋敷・ponanza-△森下・ツツカナ戦。結果は106手で森下・ツツカナの勝ち。
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3回戦は▲中村太・習甦-△高橋・YSS戦で。結果は99手で中村太・習甦の勝ち。
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決勝戦は▲中村太・習甦-△森下・ツツカナ戦。
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電王戦タッグマッチ2014_11 終盤、あと一息で先手玉が詰むというところまで進んで突如ツツカナが停止。
30秒将棋の森下九段が間違え、相入玉模様の大熱戦になりました。
3時間近い激闘は196手で森下・ツツカナタッグが勝利を収め、ファイナルラウンド進出を決めました。
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1stRound Bブロック

続いて9月23日(火・祝)、同じく東京都港区六本木のニコファーレにて、「電王戦タッグマッチ2014 1stRound Bブロック」が行われました。

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Bブロックの出場者は佐藤紳哉六段・やねうら王、西尾明六段・ponanza、菅井竜也五段・習甦、船江恒平五段・ツツカナ、阿部光瑠四段・YSSの5タッグ。立会人は片上大輔六段。
聞き手・記録係・読み上げは貞升南女流初段、熊倉紫野女流初段、室谷由紀女流初段、飯野愛女流1級。
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解説は渡辺明二冠と豊川孝弘七段。切れ味鋭い舌鋒を放つ渡辺二冠と、マシンガンのごとくダジャレを放つ豊川七段の強力コンビです。
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1回戦は▲船江・ツツカナ-△菅井・習甦戦。
トーナメント抽選の際に、あとから場所を決める菅井五段が「船江さんとやりたいからひとつしかないです」といって実現した兄弟弟子対決。
結果は108手で菅井・習甦の勝ち。
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2回戦は▲西尾・ponanza-△佐藤紳・やねうら王戦。結果は89手で西尾・ponanzaの勝ち。
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3回戦は▲菅井・習甦-△阿部光・YSS戦。結果は139手で菅井・習甦の勝ち。
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決勝戦は▲菅井・習甦-△西尾・ponanza。
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初戦で敗れた佐藤紳六段と船江五段が決勝戦の解説・前半戦を担当。
船江「将棋は桂頭が薄いですからね」
佐藤「頭が薄いと」
船江「これは守るのが難しいですよ。吹けば飛ぶような形ですから」
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電王戦タッグマッチ2014_21 将棋は西尾六段がponanzaをうまく活用し盤面を制圧する指し回し。徐々に優位を拡大してBブロック優勝を獲得しました。
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FinalRound

10/12(日)、同じく東京都港区六本木のニコファーレにて、「電王戦タッグマッチ2014 FinalRound」が行われました。

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Finalラウンドの出場者はシードの久保利明九段・習甦、佐藤慎一四段・ponanza(2013ver)、と、1stラウンドを勝ち抜いた西尾明六段・ponanza、森下卓九段・ツツカナの4タッグ。立会人は片上大輔六段。
解説は深浦康市九段と佐藤天彦七段。
聞き手・記録係・読み上げは安食総子女流初段、藤田綾女流初段、中村桃子女流初段、渡辺弥生女流初段。
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Finalラウンドの持ち時間はチェスクロック使用で1時間、使い切ると1手30秒の秒読み。
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準決勝1回戦は▲久保・習甦-△西尾・ponanza戦。162手で西尾・ponanzaの勝ち。
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準決勝2回戦の前に、ponanzaの開発者・山本一成さんがゲスト出演。
ponanzaの2013年バージョンと2014年バージョンの違いについて「具体的にどこが強くなっているのかは開発者もわからない」と語りました。
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準決勝2回戦は▲佐藤慎・ponanza(2013ver)-△森下・ツツカナ戦。112手で森下・ツツカナの勝ち。
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いよいよ決勝戦。▲森下・ツツカナ-△西尾・ponanza戦は相矢倉の先後同型に進みました。
途中は後手が飛車損ながら、気づけば堅い玉形で切れない攻めに。
112手で西尾・ponanzaタッグが勝ちました。
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優勝した西尾・ponanzaタッグ。
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西尾六段「実験と思って指した。突き詰めると将棋は難しいゲームということがわかった」
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タッグマッチ終了後、「電王戦ファイナル」の出場棋士が発表されました。
出場棋士は阿久津主税八段、村山慈明七段、稲葉陽七段、永瀬拓矢六段、斎藤慎太郎五段の5名です。
(稲葉陽七段は公務のため、発表会は欠席しました)

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