4月2日(木)竜王戦 永瀬二冠-山崎八段戦(東京)の対局延期について

更新:2020年04月03日 17:39

 4月2日(木)竜王戦 永瀬二冠-山崎八段戦(東京)の対局は、前日に山崎八段より咳が出るとの申し出があり、病院では気管支炎との診断結果でしたが、大阪から東京へ移動するリスクを伴う事も考慮し、棋戦進行に余裕があったため、読売新聞社と協議の上、今回は大事をとって本対局は延期しました。
 今後会員の公務・対局については体調の経過を見極め状況に応じ判断してまいります。

日本将棋連盟では新型コロナウイルスに関しましては、社会的な影響および事態の重大性を考慮し、対局者に発熱や新型コロナウイルスへの感染が疑われる症状が認められるときは、以下の特例措置を4月1日より実施することを棋士・女流棋士へ説明しています。

<特例措置について>
1.対局者におかれましては、対局当日の朝に各自で検温をお願いします。
2.以下の症状がある場合は、渉外部へ速やかにご連絡ください。
・ 当日朝の検温において37.5℃以上の発熱が認められる場合
・ 発熱がない場合でも、新型コロナウイルスへの感染と似た症状が見られる場合
なお、ご連絡の期限は、特例的に対局当日の開始時刻の15分前まで可とします。

*新型コロナウイルスへの感染と似た症状の例・・・咳、強いだるさ(倦怠感)、息苦しさ(呼吸困難)

3.2のご連絡をいただきました場合、その対局は会長が委任した渉外部担当理事の預かりとし、以下の対応を主催社含め協議します。
・棋戦進行上、対局日の変更が可能な場合 → 対局の延期措置
・棋戦進行上、延期措置が困難な場合 → 不戦敗処理

対局の延期における新たな日程設定は、医療機関等の診断にもとづき決定いたします。医療機関等への受診もあわせてお願いいたします。
なお、受診の結果として、新型コロナウイルスの感染ではなかった場合も、延期または不戦敗の処置を変更することはありません。

4.特例措置の適用期間は暫定的に4月末日までの1ヶ月間とします。
ただし、社会情勢など考慮して、必要に応じて特例措置を継続させていただく場合があります。


 今後も対局者から申し出があった場合は上記に照らし合わせ対応致しますので、延期、または不戦敗の対局が発生する可能性がございますが、皆さまのご理解ご協力をいただきますようお願いいたします。

公益社団法人日本将棋連盟
常務会

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