羽生善治竜王、国民栄誉賞の受賞が決定

更新:2018年01月05日 11:40

羽生竜王、国民栄誉賞記者会見の模様本日、羽生善治竜王の国民栄誉賞の受賞が決定いたしました。
また、受賞決定について羽生竜王本人のコメント、佐藤康光日本将棋連盟会長、森内俊之専務理事、谷川浩司九段、藤井聡太四段のお祝いコメントは以下の通りです。

本人のコメント

■羽生善治竜王
大変に名誉ある賞を頂き、驚きと共に身が引き締まる思いです。将棋界の先人の方々が長年に渡って築いて来られた歴史の継承が有ったからこその選考と受け止めています。また、現在進行形で囲碁の進化と記録を作り続けている井山さんと同時の発表に縁を感じました。私も井山さんの独創性溢れる棋風にあやかりたいです。今後も協力をして伝統文化の世界を発展させ、時代を担う世代にも伝えて行ければと思っています。棋士の道は途方もなく長いので今回の受賞は今後の道のりへの激励も含まれていると考えています。いつも温かく応援し、見守って頂いているファンの皆様に厚く御礼申し上げます。

羽生善治竜王の国民栄誉賞受賞後の記者会見の内容はこちら

お祝いコメント

佐藤康光九段■佐藤康光 日本将棋連盟会長・九段
この度の羽生さんの国民栄誉賞の受賞、心よりお祝いを申し上げます。前人未到の「永世七冠」達成をはじめ群を抜いた数々の実績、将棋界の枠を超えた積極的な活動が受賞につながったと思います。将棋界にとりましても大変名誉なことです。また、囲碁の井山さんも同じく受賞との事、誠におめでとうございます。世代は違えど、偉大なるお二人の更なるご活躍をお祈りいたします。

森内俊之九段■森内俊之 日本将棋連盟専務理事・九段
国民栄誉賞受賞まことにおめでとうございます。これまでの実績と貢献が社会的にも評価され、棋士の一人として嬉しく思います。今後も、将棋界の代表として、伝統文化の担い手として、益々ご活躍されることをお祈りしています。


谷川浩司九段■谷川浩司 九段
羽生竜王の将棋での実績のみならず、将棋への真摯な姿勢、飾らない人柄、そして将棋界の枠を超えた活躍が認められたと思います。国民栄誉賞は将棋界にとっても大きな名誉です。心より御祝い申し上げます。


藤井聡太四段■藤井聡太 四段
国民栄誉賞の受賞、誠におめでとうございます。羽生先生の探究心やチャレンジ精神溢れる姿にいつも感動をいただいています。永世七冠の獲得という偉業に続き、この度の受賞に心よりお祝い申し上げます。

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