「第24回大山康晴賞」受賞者のお知らせ
更新:2017年07月19日 14:20
このたび、日本将棋連盟は、将棋の普及や文化振興のため永年にわたり多大な貢献をされた方を賞賛する「大山康晴賞」の選考会を行い、個人分野1名、団体分野2団体へ「第24回大山康晴賞」を贈ることに決定いたしました。
受賞者は下記の通りです。
【「第24回大山康晴賞」受賞者】
- 個人分野(1名)
- 中平邦彦(なかひら くにひこ)様
- 団体分野(2団体)
- 高等学校文化連盟 全国将棋専門部 様
鳩森八幡神社(はとのもりはちまんじんじゃ) 様
第24回 大山康晴賞 受賞者
個人分野
中平邦彦 様(78歳) 兵庫県神戸市在住
- 功績
- 王位戦の観戦記者として長年にわたり活躍されている。棋士に対する造詣も深く、著書に「棋士・その世界」「名人 谷川浩司」「敗局は師なり:知られざる名勝負物語」「棋士ライバル物語:強者たちの盤上盤外」「飛翔:谷川浩司永世名人への道」「西からきた凄い男たち:と金に懸けた夢」等があり、将棋普及に貢献されている。
団体分野
高等学校文化連盟 全国将棋専門部
- 功績
- 昭和63年に発足。自主運営大会によって体制を整えた後に平成4年より全国高等学校将棋選手権大会の共催者となる。平成7年の第31回大会では運営の主要を占めるようになり、以降高校将棋の発展に大きく貢献されている。
また平成5年に全国高等学校将棋新人戦を創設、現在も継続している。
鳩森八幡神社 様
- 功績
- 夏の風物詩を神社の境内に再現しようと昭和52年より「大山十五世名人記念将棋大会」を開催、実に40年の長きにわたり今も継続されている。
また境内の「将棋堂」において日本将棋連盟年明け最初の行事である祈願祭を執り行っていただいており、将棋の普及・振興に多大な貢献をされている。