中村太地王座への挑戦権獲得はどちらか 渡辺明棋王 VS 斎藤慎太郎七段【棋士データ・成績比較】

更新:2018年07月26日 22:50

第66期王座戦挑戦者決定戦で7月27日に対戦する、渡辺明棋王と斎藤慎太郎七段の棋士データ・成績を比較しました。

渡辺棋王の本棋戦対戦成績は43勝20敗(0.683)。五番勝負出場は第51期、59期、60期の3回、いずれも羽生善治竜王と対戦しており、第59期に3勝0敗のストレートで勝利しタイトルを獲得しています。今期挑戦者決定トーナメントでは、谷川浩司九段、菅井竜也王位、永瀬拓矢七段を破り、勝ち進みました。

斎藤七段の本棋戦成績は19勝5敗(0.792)。前期に挑戦者決定トーナメントに初出場し、準決勝で青嶋未来五段に敗れました。今期の挑戦者決定トーナメントでは高見泰地叡王、久保利明王将、藤井聡太七段を破り、本局に駒を進めています。

両者の対戦は昨年の王将戦挑戦者決定リーグのみで、斎藤七段が白星を挙げています。

今年度勝率7割以上と好調の両者が争う中村太地王座への挑戦権を懸けた1戦、果たしてどのような戦いになるでしょうか。

棋士データ
渡辺明
渡辺明棋王
斎藤慎太郎
斎藤慎太郎七段
生年月日 1984年4月23日(34歳) 1993年4月21日(25歳)
出身地 東京都葛飾区 奈良県奈良市
師匠 所司和晴七段 畠山鎮七段
竜王戦 1組(1組以上:12期) 3組
順位戦 B級1組(A級:8期) B級1組
昇段履歴 1994年:6級(10歳)
1997年:初段(13歳)
2000年4月:四段(15歳)
2003年4月:五段(18歳)
2004年10月:六段(20歳)
2005年10月:七段(21歳)
2005年11月:八段(21歳)
2005年11月:九段(21歳)
2004年9月:6級(11歳)
2008年4月:三段(14歳)
2012年4月1日:四段(18歳)
2013年3月5日:五段(19歳)
2015年4月23日:六段(22歳)
2017年3月8日:七段(23歳)
タイトル獲得履歴 20期
竜王:11期ー永世竜王※
王座:1期
棋王:6期ー永世棋王※
王将:2期

※就位は原則引退後
なし
タイトル戦登場回数 28回
竜王:13回
王座:3回
棋王:7回
王将:3回
棋聖:2回
1回
棋聖戦:1回
昨年度成績
勝敗数(勝率) 21勝27敗(0.438) 33勝20敗(0.623)
対局数ランキング(数) 12位(48) 8位(53)
勝数ランキング(数) ランキング圏外 10位(33)
勝率ランキング ランキング圏外 ランキング圏外
連勝ランキング(数) ランキング圏外 10位(9)
今年度成績(2018年7月25日時点)
勝敗数(勝率) 7勝1敗(0.875) 10勝4敗(0.714)
対局数ランキング(数) ランキング圏外 14位(14)
勝数ランキング(数) ランキング圏外 8位(10)
勝率ランキング 2位(0.875) 20位(0.714)
連勝ランキング(数) 5位(7) ランキング圏外

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