羽生棋聖の11連覇か、豊島八段の初奪取か 第89期ヒューリック杯棋聖戦五番勝負 第4局までのまとめ

更新:2018年07月17日 10:00

羽生善治棋聖に豊島将之八段が挑戦する第89期ヒューリック杯棋聖戦五番勝負は、カド番の羽生棋聖が第4局を制し、2勝2敗で7月17日(火)に行われる最終局を迎えています。

豊島八段は決勝トーナメントで、久保利明王将、鈴木大介九段、阿部光瑠六段、三浦弘行九段に勝ち、本局まで駒を進めました。本シリーズを制すれば、初のタイトル獲得となります。羽生棋聖が制した場合は11期連続での棋聖獲得と同時に、タイトル通算100期の偉業達成となります。

【決勝トーナメント対戦表】

また、両者は第86期棋聖戦五番勝負で対戦しており、羽生棋聖が挑戦者の豊島八段を3勝1敗で制しました。2度目の顔合わせとなる本シリーズを制するのはどちらでしょうか。

第1局

●羽生善治棋聖-○豊島将之八段

第1局は6月6(水)日、兵庫県洲本市「ホテルニューアワジ」で行われ、先手の豊島八段が羽生棋聖を99手で破り1勝目をあげました。

豊島将之八段が羽生善治棋聖に先勝

第2局

○羽生善治棋聖-●豊島将之八段

第2局は6月16日(土)、東京都港区「グランドニッコー東京 台場」で行われ、先手の羽生棋聖が81手で豊島八段に勝ち、1勝1敗のタイに戻しました。

羽生善治棋聖が勝ち1勝1敗タイ

第3局

●羽生善治棋聖-○豊島将之八段

第3局は6月30日(土)、静岡県沼津市「沼津倶楽部」で行われ、先手の豊島八段が145手で羽生棋聖に勝ち2勝1敗。苦しみながらも大激戦を制し、タイトル奪取に王手をかけました。

豊島将之八段が羽生善治棋聖に勝ち、初タイトル獲得に王手

第4局

○羽生善治棋聖-●豊島将之八段

第4局は7月10日(火)、新潟県新潟市「高志の宿 高島屋」で行われ、羽生棋聖が133手で豊島八段に勝ち、2勝2敗のタイに戻しました。

羽生善治棋聖が勝ち2勝2敗に

第5局

最終局となる第5局は7月17日(火)、東京都千代田区「都市センターホテル」で行われます。

豊島八段がリベンジを果たし悲願の初タイトル獲得となるのか、羽生棋聖が防衛し11連覇とするのか、大注目の一戦です。

ヒューリック杯棋聖戦五番勝負の模様は、ニコニコ生放送AbemaTVヒューリック杯棋聖戦中継サイト日本将棋連盟ライブ中継で中継をいたします。ぜひご覧下さい。

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