王位戦挑戦者決定リーグ最終戦 各組優勝はどうなる?

更新:2018年05月17日 09:59

第59期王位戦挑戦者決定リーグ、紅組・白組の優勝者を決める対局が、5月17日(木)に東京・将棋会館と関西将棋会館で一斉に行われます。

各組ともに混戦模様で、最終局の結果によってはプレーオフの可能性を残しています。

【紅組】羽生竜王と村山七段が3勝1敗タイ。最大4名が並ぶ可能性も。

挑戦者決定リーグ【紅組】

紅組4回戦までの結果は、羽生善治竜王と村山慈明七段が3勝1敗。両者は最終局に勝利し4勝1敗とすれば、一方が破れた場合に紅組優勝となります。両者が並んだ場合は、2名によるプレーオフを行います。

また、羽生竜王と村山七段がいずれも破れた場合は、4名が3勝2敗で並ぶことになります。

この場合、木村一基九段が村山七段に、松尾歩八段が羽生竜王に勝利することになり、該当する直接対決の結果、松尾八段が紅組優勝となります。

【白組】澤田真吾六段が全勝で首位。3勝1敗の豊島将之八段が並ぶか。

挑戦者決定リーグ【白組】

一方、白組は澤田真吾六段がここまで全勝で単独首位。最終局で阿久津主税八段に勝利すれば、白組優勝となります。澤田六段を追いかけるのは3勝1敗の豊島将之八段。澤田六段が破れ、豊島八段が勝利した場合は、2名によるプレーオフとなります。

澤田慎吾六段は、前期58期の王位戦紅組で全勝優勝し、挑戦者決定戦で菅井竜也王位に破れました。菅井王位へのリベンジへ向け、白組優勝となるでしょうか。

いよいよ佳境を迎える王位戦、目の離せない展開が続きます。

対局の模様は、ニコニコ生放送AbemaTV日本将棋連盟ライブ中継でご覧いただくことができます。ぜひご覧ください。

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