第30回全国高等学校文化連盟将棋新人大会 開催報告

更新:2022年02月15日 10:30

 2022年1月27日(木)から29日(土)までの日程で、徳島県徳島市の徳島グランヴィリオホテルにて第30回全国高等学校文化連盟将棋新人大会が開催されました。

30highschool_shinjin01.jpg 30highschool_shinjin02.jpg

各都道府県予選を経て、男子個人戦に90名、女子個人戦に64名が参加しました。
男子個人戦では福島県立喜多方高等学校1年の菊地一輝さんが、決勝戦で東海高等学校(愛知県)2年の井口雅輝さんとの相穴熊戦を制して優勝を果たしました。
また、女子個人戦では兵庫県立西宮高等学校2年の藤原紗羽さんが熊本県立熊本高等学校2年の鈴木千尋さんに勝って優勝を果たしました。

30highschool_shinjin03.jpg 30highschool_shinjin04.jpg

 感染拡大のさなかでしたが、対局後の盤駒や対局時計の消毒、感想戦なし、顧問の観戦の制限、黙食など参加生徒および引率顧問の皆様の感染防止対策へのご協力を得て、無事に3日間の日程を終えました。
大会が近づくにつれ、感染状況を鑑みて出場を辞退する生徒も少なくありませんでしたが、参加した生徒は昨年度の大会が中止になったこともあり、大会の開催を喜んでいました。今大会に向けて周到に準備してくださった徳島県の皆様に、心より感謝申し上げます。
 なお、今大会より各都道府県からの出場枠が男女各2名に変更となりました(昨年度までは男子2名、女子3名)。また、持ち時間が全局「15分で、使い切ったら1手30秒未満の秒読み」に短縮されました。しかし男子個人戦で相入玉で点数勝負による決着、終盤での千日手指し直しが発生するなど、持ち時間が短くなっても熱戦、好局が多く見られました。
 次回の第31回大会は、山梨県甲府市で2023年2月9日から開催の予定です。

高等学校文化連盟全国将棋専門部事務局長
南山高等学校女子部教諭  奥野元三

  • Facebookでシェア
  • はてなブックマーク
  • Pocketに保存
  • Google+でシェア

関連イベント

一覧へ