竜王戦プレミアム 特別観戦&交流プログラム

更新:2017年10月04日 16:27

最高峰のタイトル戦を〝五感〟で体感するかつてないプログラム

竜王戦プレミアム将棋の最強棋士を決定する最高位のタイトル戦「竜王戦」は今年、節目の第30期を迎えます。
注目の第 1 局は、東京・渋谷の「セルリアンタワー能楽堂」が舞台。
東京での対局実施は3年ぶり5回目、東京での開幕局となると第16期以来14年ぶり3回目と、久しぶりの首都決戦となります。
この記念すべき対局を、間近で観戦し、竜王位をかけた棋士の緊迫感と将棋の醍醐味を心行くまで味わっていただくための特別プログラムを実施します。
その名も[竜王戦プレミアム]
単なる棋戦観戦だけではなく、プロ棋士や女流棋士との交流を通じて、竜王戦の歴史や魅力に触れていただく、プレミアムなひと時をご堪能下さい。

竜王戦プレミアムは、ココがプレミアム!

(1)竜王戦 28 年ぶりの[公開対局]
タイトル戦ではめったに行われることのない「公開対局」。
竜王戦でも 30 年の歴史で1度しか例がありません。その唯一の例が、1989 年、誕生して間もない第2期竜王戦の第1局でした。場所は、川崎市民プラザ。対局者は、26 歳の初代竜王・島朗竜王と、19 歳で初タイトル戦に挑んだ羽生善治六段でした。当時の読売新聞は、満員の 400 人の観戦者が、緊迫の一戦を固唾を呑んで見守った様子を伝えています。
今回、観客席を備えた能楽堂が会場になったことから、28 年ぶりの公開対局が実現しました。しかも、28 年前に対局した島九段が立会人、羽生棋聖が再び挑戦者として、能舞台に登場します。
この貴重な機会を、ぜひ、《竜王戦プレミアム》で"目撃"して下さい。

(2)プレミアムな顔ぶれの棋士とふれあい
3日間にわたる多彩なプログラムをいろどるのは、人気と実力を兼ね備えた棋士が名を連ねる、豪華な講師陣のラインアップです。
初日午前の《竜王戦トーク》には、佐藤康光九段と青野照市九段が登場。
日本将棋連盟会長を務める佐藤九段は、同世代の羽生棋聖・森内俊之九段らとしのぎを削った思い出や、第6期竜王位を獲得した時の経験などを語ってくれそうです。青野九段は、今年 2 月まで連盟の専務理事として棋戦運営の第一線をリードしてきただけに、竜王戦の"裏話"なども聞けるでしょう。
そして、第1局の立会人は、初代竜王でもある島朗九段、副立会人(新聞解説)は活躍目覚しい注目の若手・中村太地王座が務めますが、対局立ち合いの合間を縫って、《竜王戦プレミアム》にも登場します。
このほか、《ふれあいランチ》や《指導対局》には、人気女流棋士らも加わって、参加者との交流を図ります。

(3)見て、聞いて...味わって。五感で体験する竜王戦
対局者の一挙手を間近で[見る]。静寂に響き渡る駒音を[聴く]。緊張感あふれる対局場の張り詰めた空気を[吸い取る]。公開対局ならではの観戦の醍醐味ですが、《竜王戦プレミアム》はさらに、棋士と[触れ合う]こと、頭脳戦のエネルギー源を供給するホテル自慢の味覚を[味わう]ことでも、竜王戦を楽しんでいただきます。まさに五感を総動員しての観戦プログラムです。

スケジュール/会場

【10月19日(木)】
《前夜祭》 18:00 開式 セルリアンタワー東急ホテル B2F《ボールルーム》

【10月20日(金)】
《プレミアム:第1日》
<集合> 8:20
●対局観戦(初手) 8:40~ 9:20 [対局場]セルリアンタワー能楽堂
●竜王戦トーク[1] 9:30~10:30 セルリアンタワー東急ホテルB2F 宴会場
●竜王戦トーク[2] 10:45~12:15 〃
○ふれあいランチ 12:15~13:15 〃
●指導対局 13:30~16:00 〃
●対局観戦(封じ手) 16:30~18:00 [対局場]セルリアンタワー能楽堂
<対局終了後、解散>

【10月21日(土)】
《プレミアム:第2日》
<集合> 8:20
●対局観戦(開封) 8:40~ 9:20 [対局場]セルリアンタワー能楽堂
●プレミアム解説会 9:30~11:40 セルリアンタワー東急ホテル B2F 宴会場
○ランチ&トーク 12:00~13:00 セルリアンタワー東急ホテル 39F《タワーズサロン》
●対局観戦(昼休憩明け) 13:20~13:50 [対局場]セルリアンタワー能楽堂
●大盤解説会* 14:00~終局まで セルリアンタワー東急ホテル B2F《ボールルーム》
●感想戦ウォッチ 終局後 [対局場]セルリアンタワー能楽堂
<感想戦終了後、解散> *大盤解説会は、一般参加者の方と一緒にご観戦いただきます。

※予定時間はおおよその目安です。
※時間・会場・出演者は変更になる場合があります。
※対局観戦および感想戦ウォッチは、対局進行状況等により、変更または実施できない場合があります。

参加料/募集定員

コース名 参加料(税込) 定員 10/19 10/20 10/21 第2日
前夜祭 第1日 午前 午後
竜王コース 60,000円 あわせて30人まで
飛車コース 50,000円  
金将コース

※受付終了

25,000円      
銀将コース

※受付終了

25,000円 最大30人    
桂馬コース

※受付終了

5,000円 最大50人      

●前夜祭のみの参加料は 10,000 円です。
●金将/銀将/桂馬コースに前夜祭を加える場合は、+10,000 円で参加いただけます。
【竜王コース】...前夜祭・第1日(対局観戦・竜王トーク・ふれあいランチ・指導対局)・第2日(対局観戦・特別解説・ランチ&トーク・大盤解説会・感想戦ウォッチ) ★前夜祭パーティー+昼食2回付き
【飛車コース】...第1日(対局観戦・竜王トーク・ふれあいランチ・指導対局)・第2日(対局観戦・特別解説・ランチ&トーク・大盤解説会・感想戦ウォッチ) ★昼食2回付き
【金将コース※受付終了しました】...第1日(対局観戦・竜王トーク・ふれあいランチ・指導対局) ★昼食1回付き
【銀将コース※受付終了しました】...第2日(対局観戦・特別解説・ランチ&トーク・大盤解説会・感想戦ウォッチ) ★昼食1回付き
【桂馬コース※受付終了しました】...第2日午後(昼休憩明けの対局観戦・大盤解説会・感想戦ウォッチ) ★食事は付いていません
※各コースの応募状況により、実際にご参加いただける人数が上記定員と異なる場合があります。
※対局観戦・感想戦ウォッチは、進行状況等により、予定変更または実施できない場合があります。

竜王戦プレミアム特別宿泊プラン

セルリアンタワー東急ホテル
〔竜王戦プレミアム〕にご参加いただく方のための特別プランです。
■ツインルーム(1泊朝食付き)
お1人様ご利用料金 37,978 円
お2人様ご利用料金 41,504 円 (サービス料・税金込み)
【対象宿泊日】 10 月 19 日(木)・20 日(金)・21 日(土)
●お申し込み・お問い合わせは、セルリアンタワー東急ホテル 03-3476-3000 へ。
「竜王プレミアム」ご参加の旨をお伝え下さい。
●他の部屋タイプ・宿泊人数をご希望の場合は、ホテルへご相談下さい。

プログラムのご紹介

●前夜祭
開幕局の対局を翌日に控え、両対局者にエールをおくるパーティーです。戦いを目前にした対局者の緊張感が漂う中にも、和やかな雰囲気で対局者や関係の棋士と交わりのひと時となります。第30期の今年は、竜王戦の歴史を振り返る試みも用意されています。

●対局観戦(20 日・21 日)
今回の渋谷対局最大の目玉は、タイトル戦としては超異例の「公開対局」。200 席の客席を擁する能楽堂だからこそ実現できた、ファン垂涎のまさに"夢舞台"です。
竜王戦では、第 2 期(1989 年:島朗竜王×羽生善治六段戦)の第 1 局(川崎市民プラザ)で行われたのが唯一の機会で、それ以来 28 年ぶりの実現となります。
〔竜王戦プレミアム〕参加者の皆様には、対局の中でも特に重要な[初手][封じ手][開封][2日目午後]の 4 つの場面*にお立ち会いいただきます。七番勝負の行方を運命付ける開幕局ならではの「振り駒」。2 日制タイトル戦でしか見ることのできない「封じ手」。初日の指し手再現後、封じ手が明らかになる「開封」。激戦が始まり目を離せなくなる「終盤」――いずれも、普段は決して生で見ることの出来ない、神聖かつ特別な瞬間です。
息をするのも憚られるほどの緊張感に満ちた対局場の空気を体験する、滅多にない貴重な機会です。
*金将コースは[初手][封じ手]のみ、銀将コースは[開封][2日目午後]のみ、桂馬コースは[2日目午後]のみ

●竜王戦トーク(20 日午前)
最強棋士を決定する最高位のタイトル戦として、鳴り物入りでスタートした「竜王戦」。30 年にわたる歴史に携わってきた棋士たちに、その輝かしい足跡や舞台裏の秘話をたっぷり披露してもらいます。
【出演予定】
竜王戦トーク[1]: 佐藤 康光 九段
竜王戦トーク[2]: 青野 照市 九段
聞き手: 安食 総子 女流初段
※出演者は変更になる場合があります。

●指導対局(20 日午後)
将棋界を代表するトップ棋士と、人気の女流棋士が、多面指しで指導将棋を行います。
【指導棋士】
佐藤 康光 九段、青野 照市 九段、安食 総子 女流初段
※指導棋士は変更になる場合があります。

●プレミアム解説会(21 日午前)
立会人やゲスト棋士を迎えて、プレミアム参加者限定の特別解説会を行います。一般向け大盤解説会とは一味違った、将棋の魅力や竜王戦の裏話たっぷりの観戦プログラムです。
【解説棋士】 青野 照市 九段
【聞 き 手】 加藤 桃子 女王

●大盤解説会(21 日午後)
勝負の大詰めを迎える2日目午後は、一般参加者と一緒に、終局まで大盤解説会にご参加いただきます。解説棋士のほかに、ゲスト棋士多数の飛び入り参加も期待できるのは、「東京対局」ならではの贅沢です。
【解説棋士】 村山 慈明 七段
【聞き手】 竹部 さゆり 女流三段

●感想戦ウォッチ(21 日終局後)
2日間にわたる大勝負を終えた両対局者が、熱戦を振り返る「感想戦」。対局中の火花散る無言の戦いから打って変わって、緊張から解放された対局者のナマの声が聞ける貴重な場面です。通常は絶対に見ることのできない、真剣勝負のエピローグに立ち会えるのも、"プレミアム"ならでは。
※終局時刻や対局の進行状況等によって、感想戦をご覧いただけない場合もあります。

○ふれあいランチ(20 日昼食)
セルリアンタワーホテル東急が提供する絶品ランチを味わいながら、プロ棋士や女流棋士との交流を深めていただくひと時です。

○ランチ&トーク(21 日昼食)
副都心のパノラマを望むホテル最上階ホールで、ブッフェスタイルの食事をお楽しみ下さい。
メニューには、前日(20 日)の対局初日に両対局者が食べた"勝負おやつ"も加わる予定です。想像以上のカロリーを消費して火花散る頭脳戦に臨んでいる対局者の、パワーの源を舌で確かめて下さい。
食後のひと時は、棋士や対局関係者が、竜王戦"ウラ話"や対局者情報、"将棋メシ"にまつわる秘話などを披露するミニトークショーも。

お申し込み

【電子メールで】
shogi@yomiuri.com
●件名に「竜王戦プレミアム参加希望」とお書き下さい。
●メール本文に、お名前/ご住所/日中連絡可能な電話番号/性別/年齢/メールアドレスと、参加希望コース(竜王・飛車・金将・銀将・桂馬)を明記下さい。
【お電話で】
TEL: 03-6739-6713 (平日 10:00~17:00)
読売新聞東京本社 竜王戦事務局
●「竜王戦プレミアム参加希望」とお申し付け下さい。
【FAXで】
FAX: 03-3217-8321
申込用紙をプリントアウトの上、必要事項を記入してお送り下さい。
■各コースの定員に達し次第、申込受付を終了します。

参加料のお支払い

当日、会場受付にてお支払い下さい。
参加のお申込をいただいた方には、郵送またはメールで、[申込受付確認書]をお送りします。
当日は[確認書]をご持参下さい。参加料と引き換えに、参加証・領収書をお渡し致します。

お問い合わせ

読売新聞東京本社 編集局管理部内[竜王戦事務局]
TEL: 03-6739-6713 (平日 10:00~17:00) e-mail: shogi@yomiuri.com

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