第4回ABEMAトーナメント ~本戦トーナメント1回戦第二試合・チーム稲葉VSチーム斎藤 事前特集~ 7月31日放送

第4回ABEMAトーナメント ~本戦トーナメント1回戦第二試合・チーム稲葉VSチーム斎藤 事前特集~ 7月31日放送

ライター: 相崎修司  更新: 2021年07月29日

 お~いお茶presents第4回ABEMAトーナメント、7月31日(土)には、本戦トーナメント1回戦第二試合が放映される。対戦カードは予選Aリーグ2位のチーム稲葉「加古川観光大使」(稲葉陽八段、久保利明九段、船江恒平六段)対、予選Eリーグ2位のチーム斎藤「ここ一番」(斎藤慎太郎八段、村山慈明七段、都成竜馬七段)だ。まずは両チームのABEMAトーナメントにおける成績を紹介する。

ABEMAトーナメントにおける個人成績

   
棋士名勝敗相手
稲葉陽八段 4勝5敗 佐藤天彦九段に0勝2敗、石井健太郎六段に2勝0敗。以上が第3回。
第4回では三浦弘行九段に0勝1敗、高見泰地七段に1勝1敗、高野智史五段に1勝0敗、本田奎五段に0勝1敗
久保利明九段 8勝5敗 豊島将之竜王に2勝1敗、谷川浩司九段に1勝0敗、佐藤康光九段に1勝0敗、森内俊之九段に0勝1敗、本田五段に2勝0敗。以上が第3回。
第4回では三浦九段に1勝0敗、高見七段に0勝1敗、本田五段に1勝1敗、伊藤匠四段に0勝1敗
船江恒平六段 3勝3敗 第4回が初参加で、藤井聡太王位・棋聖に1勝1敗、三浦九段に1勝0敗、高野智五段に1勝1敗、伊藤四段に0勝1敗
斎藤慎太郎八段 6勝6敗 藤井王位・棋聖に0勝1敗、永瀬拓矢王座に0勝1敗、山崎隆之八段に2勝0敗、石井六段に1勝2敗。以上が第3回。
第4回では渡辺明名人に1勝0敗、小林裕士七段に1勝0敗、梶浦宏孝七段に0勝1敗、近藤誠也七段に0勝1敗、藤森哲也五段に1勝0敗
村山慈明七段 2勝2敗 第4回が初出場で、小林裕七段に1勝0敗、戸辺誠七段に0勝2敗、藤森五段に1勝0敗
都成竜馬七段 7勝7敗 渡辺名人に1勝0敗、谷川九段に2勝1敗、野月浩貴八段に2勝1敗、近藤誠七段に0勝1敗、石井六段に0勝1敗。以上が第3回の成績。
第4回では渡辺名人に0勝1敗、小林裕七段に0勝1敗、戸辺七段に1勝0敗、梶浦七段に1勝0敗、近藤誠七段に0勝1敗

 両チームの成績を見ると、久保の勝ち越しが目につく程度で、チームとしては白星と黒星が均等に散らばっている形だ。それでも本戦への切符を勝ち取ったのはチームワークの良さが成したものと言える。
 直前に公開された事前企画では、チーム稲葉が、地元の加古川を訪れて応援メッセージを受け取り、優勝への思いを新たする。故郷へ錦を飾ることができるか。
 対してチーム斎藤は闘魂を注入すべく、キックボクシングジムを訪れてトレーニング。サンドバックをたたいたエネルギーを、ここ一番で発揮するかどうか。

 7月31日(土)17時から始まる生放送をどうぞお楽しみに。

ABEMAトーナメント

相崎修司

ライター相崎修司

2000年から将棋専門誌・近代将棋の編集業務に従事、07年に独立しフリーライターとなる。2024年現在は竜王戦、王位戦・女流王位戦、棋王戦、女流名人戦で観戦記を執筆。将棋世界などにも寄稿。

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