将棋コラム

加藤一二三九段、名人相手に最高齢勝利記録更新なるか?藤井聡四段のデビュー3戦目も【2月6日-12日の注目局】

加藤一二三九段、名人相手に最高齢勝利記録更新なるか?藤井聡四段のデビュー3戦目も【2月6日-12日の注目局】

更新: 2017年02月03日

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日本将棋連盟モバイルの来週(2017年2月6日〜2月12日)の中継予定と、その中での注目局をご紹介します。11日(土)に朝日杯将棋オープン戦の準決勝・決勝が行われます。

来週の将棋連盟モバイル中継

2月7日(火) 順位戦 C級1組10回戦 泉正樹八段(先)-永瀬拓矢六段
順位戦 C級1組10回戦 佐藤秀司七段(先)-大石直嗣六段
順位戦 C級1組10回戦 横山泰明六段-宮本広志五段(先)
順位戦 C級1組10回戦 高崎一生六段-青嶋未来五段(先)
2月8日(水) 竜王戦 1組ランキング戦 久保利明九段-山崎隆之八段
順位戦 B級2組10回戦 鈴木大介八段-斎藤慎太郎六段(先)
順位戦 B級2組10回戦 菅井竜也七段(先)-澤田真吾六段
王位戦 挑戦者決定リーグ白組 渡辺明竜王-丸山忠久九段(先)
棋聖戦 二次予選 佐藤天彦名人-加藤一二三九段
2月9日(木) 竜王戦 2組ランキング戦 森内俊之九段-稲葉陽八段
竜王戦 6組ランキング戦 浦野真彦八段-藤井聡太四段
順位戦 C級2組10回戦 佐藤和俊六段-三枚堂達也四段(先)
順位戦 C級2組10回戦 増田康宏四段-近藤誠也四段(先)
王座戦 二次予選 深浦康市九段-木村一基八段
2月10日(金) 竜王戦 1組ランキング戦 屋敷伸之九段-阿久津主税八段
マイナビ女子オープン 本戦 上田初美女流三段-西山朋佳三段
2月11日(土) 朝日杯将棋オープン戦 本戦トーナメント 広瀬章人八段-八代弥五段
朝日杯将棋オープン戦 本戦トーナメント 村山慈明七段-澤田真吾六段

すべての対局一覧

2月7日(火)- 順位戦 C級1組10回戦 

横山泰明六段VS宮本広志五段(先)

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©名人戦棋譜速報

7日(火)はC級1組10回戦が行われる。今期も残すところあと2戦。昇級の可能性があるのは以下の9名だ(カッコ内はリーグ順位)。

【8勝0敗】横山(13)
【7勝1敗】大石(19)、青嶋(33)、永瀬(34)
【6勝2敗】千田翔太六段(14)、千葉幸生六段(15)、小林裕士七段(21)
【5勝3敗】杉本昌隆七段(2)、高崎一生六段(11)

唯一無敗で順位もよい横山は、ここで勝てば早くも昇級が決まる。昨年8月末からの公式戦成績は、12戦して11勝1敗と好調。2期目でのC級1組突破はまず間違いない雰囲気だ。相手の宮本とは本局が初手合い。

2月8日(水)- 棋聖戦 二次予選

佐藤天彦名人VS加藤一二三九段

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©名人戦棋譜速報

1月20日(金)の棋聖戦二次予選1回戦で飯島栄治七段に勝ち、77歳0ヵ月という最高齢勝利記録を達成した加藤。この勝利により、2回戦で現役名人である佐藤天との対戦が実現することとなった。引退が決まってからも将棋界を盛り上げる話題を提供し続ける加藤のスター性には、改めて驚くばかりだ。両者の対戦は本局が2局目。初手合いが指されたのは10年前(2007年)の2月で、そこでは先手矢倉(佐藤天)対後手雁木(加藤)の戦いを佐藤天が制している。

2月9日(木)- 竜王戦 6組ランキング戦

浦野真彦八段VS藤井聡太四段

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©名人戦棋譜速報

史上最年少棋士・藤井聡は詰将棋解答選手権を2連覇中の詰将棋界の新星でもあり、その詰将棋作品には中学生離れした完成度の高さがあると専らの評判である。そんな藤井聡のデビュー3戦目の相手は、詰将棋への愛情はプロ将棋界でも一、二を争う存在といえる浦野。指し将棋・詰将棋の両方で類まれな資質を持つ新人との対戦を、浦野も楽しみにしていることだろう。

2月10日(金)- マイナビ女子オープン 本戦

上田初美女流三段VS西山朋佳三段

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上田-西山戦は、マイナビ女子オープン本戦の準決勝。上田は第4期(2012年度)と第5期の女王で、西山は前期(第9期)に挑戦者決定戦(本戦決勝)まで勝ち進んだ。上田の今年度の成績は25勝7敗(0.781)。一昨年の末に第一子を出産したばかりで現在も子育てで大忙しのはずだが、結果はしっかり残し、里見香奈女流名人に挑戦中の岡田美術館杯女流名人戦でもタイトル奪取に目前まで迫っている。まさに「母は強し」だ。しかしながら、奨励会三段の西山も当然、劣らず強い。果たして強者同士の一戦を制するのはどちらだろうか。両者は本局が初手合い。

2月11日(土)- 朝日杯将棋オープン戦 本戦トーナメント

広瀬章人八段VS八代弥五段
村山慈明七段VS澤田真吾六段

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©名人戦棋譜速報

平均年齢が約27歳と、これまでになく若いメンバーがベスト4に顔をそろえることになった今回の朝日杯将棋オープン戦。ベスト4にタイトルホルダーが一人もいないのは今回が初めてで、現在の棋界の群雄割拠ぶりがうかがえる。とはいえ、唯一のA級棋士である広瀬の存在感はやはり大きく、ほかの面々が広瀬を止めることができるかがひとつの焦点といえるだろう。広瀬と八代の対戦成績は八代の1戦1勝。村山と澤田は澤田の2戦2勝。なお、4人のうち誰が優勝しても初優勝となる。(睡蓮記者)

*写真は岡田美術館杯女流名人戦中継ブログ名人戦棋譜速報より引用。

日本将棋連盟モバイル編集局

ライター日本将棋連盟モバイル編集局

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