優勝経験者同士の対局!
丸山 忠久 九段 対 山崎 隆之 九段
― 6月28日(土) 夢メッセみやぎ展示ホール(宮城県仙台市) ―
「将棋日本シリーズ JTプロ公式戦」(以下「JT杯」)開幕戦一回戦第二局(東北大会)は、2年連続23回目出場、優勝2回の丸山忠久九段と2年ぶり8回目出場、優勝1回の山崎隆之九段の優勝経験者同士の対局。会場は宮城県仙台市の夢メッセみやぎ。事前申込みにて当選した観戦者や、同会場で開催される「テーブルマークこども大会」参加者の目の前で、公開対局として熱戦が繰り広げられる。また、その模様は15時25分からABEMAでも生中継される。
一回戦第二局生中継「ABEMA」URL
https://abema.tv/channels/shogi/slots/EudAyTui9azGCo
■対局の見どころ
両者の対戦成績は、山崎九段の13勝11敗。 「JT杯」では過去1回対戦があり、山崎九段が当時流行していたゴキゲン中飛車で勝利した。戦型は、角換わり系統の将棋が12局あり、そのほかに相掛かりや横歩取りが3局ずつ。山崎九段が後手のときは中飛車を3局、向かい飛車を2局指している。そのほかに雁木模様の相居飛車戦が1局あり、この二人の傾向からすると、本局は後手番になった棋士次第で作戦が決まりそうだ。丸山九段が後手のときは一手損角換わりが有力。逆に山崎九段が後手のときは幅が広く予測しにくいが、相居飛車戦になりそうだ。丸山九段は「JT杯」で2回優勝し、近年でも早指し棋戦の銀河戦や達人戦で優勝しており、早指し戦でも強さを誇っている。攻撃的な棋風で重たいパンチを狙う。対戦相手からすると攻めの強さが脅威だ。山崎九段も「JT杯」優勝経験者で、NHK杯や早指し新鋭戦などでも優勝しており、早指し戦でも才気豊かな指し回しを発揮している。早指しでも実績十分の両者による、個性が激しくぶつかる熱戦が期待される。
■注目の対局を盛り上げる解説陣
(写真)左から 解説/島 朗 九段 聞き手/山田久美 女流四段 読み上げ/高浜愛子 女流初段
■「JTプロ公式戦」トーナメント表
※タイトル・段位は2025年6月27日現在のものです。
■ABEMAでの生中継スケジュール開催日 | 大会 | 対戦カード | ABEMA生中継 開始時間 |
|
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6/28(土) | 東北大会 | 一回戦第二局 | 丸山九段 vs 山崎九段 | 15時25分 |
7/26(土) | 北海道大会 | 一回戦第三局 | 広瀬九段 vs 豊島九段 | 15時55分 |
8/2(土) | 福岡大会 | 一回戦第四局 | 佐藤九段 vs 菅井八段 | 15時45分 |
8/9(土) | 静岡大会 | 二回戦第一局 | 藤井竜王・名人 vs 佐々木八段 | 15時25分 |
※放送開始時間は変更になる可能性があります。
※ABEMAについて:ABEMAは無料動画配信サービスです。パソコン、スマートフォン、タブレットからご視聴いただけます。視聴に関わるデータ通信料はユーザーのご負担となります。https://abema.tv/
■大会協賛趣旨(JTグループ)
こどもから大人まで誰もが、将棋を自分らしく自由にとことん楽しめる。みる・指す・ふれあう将棋日本シリーズだから体験できる心の豊かさを育む特別な「とき」がここにはあります。
ひとりひとりの心の豊かさを、もっと。
JTグループは、将棋の魅力に寄り添い、将棋を愛するすべての人を応援しています。
■大会名義
主催 公益社団法人 日本将棋連盟、各地区新聞社(関東・大阪は日本将棋連盟のみ)
後援 文部科学省、開催地区地方自治体及び同教育委員会、開催地区青年会議所等
協賛 JT、テーブルマーク
■大会情報
大会公式ホームページ https://www.jti.co.jp/culture/shogi/index.html
「JT杯」公式X https://x.com/jt_shogi