9月8日（土）映画「泣き虫しょったんの奇跡」公開舞台あいさつにて、瀬川晶司五段役で主演の松田龍平さんに初段免状が授与されました。同作への出演を通じて将棋文化の普及に寄与したことを評価され、当日は森下卓常務理事が初段免状を授与しました。
また松田さんに将棋を指導した同作原作者の瀬川晶司五段は「松田さんは真摯に将棋の作法に取り組み、短期間に格段の上達を遂げました。得意な戦法は四間飛車。攻守にバランスの取れた棋風です」と評価されました。
同作は、奨励会退会からプロ編入という偉業を成し遂げた異色の棋士・瀬川五段の自伝的小説を映画化。幼い頃から将棋一筋で生きてきた"しょったん"こと晶司は、「26歳の誕生日を迎えるまでに四段昇格できないものは退会」という新進棋士奨励会の規定により、26歳にして人生の目標を失い、社会の荒波に放り出されてしまう。一度は夢破れたしょったんが、周囲に支えられながら再び夢を実現させるため、ひたむきに挑戦していく。舞台あいさつにはそのほか、永山絢斗さん、渋川清彦さん、新井浩文さん、松たか子さん、窪塚愛流さん、豊田利晃監督も登壇しました。
映画「泣き虫しょったんの奇跡」は9月7日（金）より全国にて公開中です。
映画「泣き虫しょったんの奇跡」公式サイト http://shottan-movie.jp/