門脇芳雄賞 授賞式の模様

7月16日(日)、名古屋の「ウインクあいち」にて第33回詰将棋全国大会が開催され、その席上で門脇芳雄賞の授賞式が執り行われた。


門脇芳雄賞の授賞式で、笑顔で答える藤井四段

同賞は詰将棋の普及・発展に貢献した人に贈られるもので、今年は宮田敦史六段と藤井聡太四段が受賞。二人とも詰将棋解答選手権で3連覇を達成した実績が顕著であると認められたもの。来年は新記録の4連覇に挑戦する藤井四段に大きな期待が掛かる。
この大会は年1回の詰将棋界の一大イベントであり、約130人の愛好者が全国から集まった。棋士では他に谷川浩司九段、北浜健介八段、船江恒平六段も参加。
またレクで行われた詰将棋解答競争では5手詰以内の問題が30問出題された。1問3点で、間違えるとマイナス1点というルールで、初手を3択から選ぶか、または初手だけを記入していく解答形式。最後の方には不詰問題もあり、そこでは「不詰」を選択しなければならないという恐ろしいワナもある。
結果は90点満点で86点で藤井四段が優勝。宮田六段が82点で2位。堂々のワンツーフィニッシュでその実力を示した。


1位:藤井四段、2位:宮田六段、3位:竹中健一氏

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