渡辺明竜王の第29期竜王就位式は1月17日（火）、東京都千代田区「帝国ホテル東京」で関係者や将棋ファン、歴代竜王が講師を務める「竜王アカデミー」の受講者（小学5年～中学生）ら約200人が出席して開かれました。当日は竜王戦ランキング戦各組優勝者へのメダルの贈呈も行われました。
就位式
主催者。左から老川祥一読売新聞グループ本社最高顧問・主筆代理、谷川浩司日本将棋連盟会長、溝口烈読売新聞東京本社専務取締役編集局長、前田恭二読売新聞東京本社編集局文化部長
主催者あいさつ・谷川会長
渡辺竜王に竜王推挙状の贈呈
主催者あいさつ・老川最高顧問
竜王杯の贈呈
優勝賞金目録の贈呈
ランキング戦各組優勝者。右から1組・丸山忠久九段、2組・郷田真隆王将、3組・永瀬拓矢六段、4組・中座真七段、5組・黒沢怜生五段、6組・青嶋未来五段。司会・進行は島田良夫氏
各組優勝メダルの贈呈。プレゼンターは溝口編集局長。順に丸山九段、郷田王将、永瀬六段、中座七段、黒沢五段、青嶋五段
来賓祝辞は日本中央競馬会調教師・和田正道氏
花束贈呈はこども将棋教室「棋友館」の生徒の皆さん
「七番勝負の直前というタイミングでメディアの取材に応じたことにより、三浦九段と読売新聞社様、将棋ファンの皆様にご迷惑をおかけしました。この間、お騒がせしたことを申し訳なく思います。今後このようなことがないよう、将棋連盟の一員として将棋界の発展に努力して参ります。今回の七番勝負は一進一退の攻防が続きました。第７局というのは非常に重たい勝負で、久方ぶりでしたが、最終局を戦うことにより、また強くなれる部分もあると思います。少なくとも第７局はこの竜王戦にふさわしい将棋を指さなければいけないという気持ちをもって臨みました。またここから自分の記録（９連覇）に一歩一歩近づけるように頑張りたいと思います」
祝賀パーティー
乾杯の音頭は森下卓九段
竜王アカデミー受講生の皆さんと