第4期リコー杯女流王座戦(主催：株式会社リコー、特別協力：日本経済新聞社)五番勝負は、里見香奈女流王座の休場に伴い、第4期につきましては本戦トーナメントの決勝まで勝ちあがった加藤桃子女王と西山朋佳奨励会初段による五番勝負で、第4期の女流王座を決定します。
本日9月1日（月）に島朗日本将棋連盟常務理事、加藤女王、西山朋佳奨励会初段による記者会見が東京・将棋会館2F研修室で行われました。
「この半月里見女流王座と連絡を取っていましたが、体調が思わしくなく、本人は女流王座戦五番勝負に出場したいとの思いはありましたが、今は治療に
専念することになりました。４ヵ月後に復帰することを願っています。第4期女流王座戦の五番勝負に関しては、若い２人が存分に力を出し切っていい棋譜を残して欲しいです。」
「五番勝負に出場することができ素直にうれしいです。また郡山での対局ははじめての場所なのでとても楽しみです。西山さんは豪快で勢いのある振り飛車を指す印象です。与えられた機会なので集中して全力で対局に臨みたいです。」
「初のタイトル戦を楽しみにしています。ここまで勝ち上がったのは運の強さもあると思います。加藤さんは序盤・中盤と力強く私より上手だと思っています。五番勝負では加藤さんの力を吸収しつつ自分の力に変えて、自分の成長する姿を見せていきたいと思います。」
上写真：左から、西山奨励会初段、株式会社リコー古島正執行役員、加藤女王