「将棋日本シリーズ JTプロ公式戦/ テーブルマークこども大会」の記者発表会開催

 2014年度「将棋日本シリーズ JTプロ公式戦/テーブルマークこども大会」の記者発表会は4月15日(火)、東京・将棋会館「研修室」で、日本将棋連盟会長の谷川浩司九段、2013年度JT杯覇者の久保利明九段、日本たばこ産業株式会社の宮崎秀樹・取締役副社長、テーブルマークホールディングス株式会社の日野三代春・代表取締役社長が出席して行われました。
 「将棋日本シリーズ JTプロ公式戦/テーブルマークこども大会」は本年も『将棋で「ココロ」を育てたい。』を大会テーマに、今年で35回目を迎える歴史と伝統の"見て学ぶ"「JTプロ公式戦」、14回目を数え国内最大規模に発展した"指して学ぶ"「テーブルマークこども大会」、そして各大会に先立ち実施する"聞いて学ぶ"「テーブルマークプロ棋士訪問授業」を含めた3つの柱で全国で開催していきます。
 今年度、全国11地区横断企画として、「参加者1万人」を目指し、テーブルマークこども大会に参加したこどもたち一人ひとりが「夢を持つ事の大切さ」や「参加者全員で一つのものを創り上げる喜びを感じてもらうこと」を目的に、こどもたちの"夢"が書かれたモザイクピースを集め、「1万ピースのモザイクアート」を制作します。
決勝の行われる東京大会で「モザイクアート」の完成を記念して序幕式を行う予定です。

また今年度初の試みとして、日本に住む外国のこどもたちに、日本の伝統文化である将棋を通じて、日本の伝統文化や礼儀作法を伝え、異国の文化を理解し、大切にしようという「ココロ」を育み、日本への理解を深めるきっかけの一助となる授業を実施します。

谷川浩司・日本将棋連盟会長

「今年は、JTプロ公式戦も35回を迎え、また二連覇を成し遂げた久保JT杯覇者の三連覇も注目されるシリーズとなります。テーブルマークこども大会では、一昨年、昨年共に1万人以上のお申込をいただき9千数百名のこどもたちにご参加いただきました。今年も、たくさんのこどもたちに、"指して学ぶ"テーブルマークこども大会とその後の"見て学ぶ"JTプロ公式戦を通して将棋の楽しさや礼儀作法などを学んでほしいと思います。」

宮崎秀樹・日本たばこ産業株式会社 取締役副社長

「今年は、久保JT杯覇者の三連覇への期待もさることながら、谷川会長のご出場や、新星・中村太地六段の初出場など、現在の将棋界を牽引するトップ12名の先生方が揃われましたので、公開対局ならではの緊張感の中で繰り広げられる対局を、是非一人でも多くの方々にご観戦いただきたいと思っております。
今年度も弊社グループ全体として、全国11地区で展開する本シリーズを通じて、「地域社会の活性化」ならびに「青少年の健全育成」に取り組んでまいる所存でございます。」

日野三代春・テーブルマークホールディングス株式会社 代表取締役社長

「本シリーズは、トッププロ棋士による歴史と伝統あるプロ公式戦とこども大会が一体となった特徴ある大会であり、テーブルマークこども大会については、年を重ねるごとに参加・来場者数を増やし、今や国内最大規模のこども将棋大会へと成長してまいりました。昨年度の大会では、全国11地区の開催を通じて約9,400名のお子さんにご参加いただいたと伺っております。今年度こそは是非1万人の大台を目指して、主催者の皆様とともに取り組んでまいる所存でございます。」

久保利明・2013年度JT杯覇者

「昨年は幸いにも二連覇することができました。この記録は谷川会長をはじめ他にも多数おられますが、三連覇を成し遂げられたのは郷田九段ただ一人です。JT プロ公式戦は、トップ棋士12名のみが参加できるため、どの対局も難しいとは思いますが三連覇を目指して頑張りたいと思います。昨年、対局後、来場者の方を握手でお見送りしたとき、様々な励ましのお言葉をいただき力になりました。このようなことができるのは、JTプロ公式戦だけですので、できるだけ多くの方に会場にお越しいただき、トップ棋士の真剣勝負を楽しんでいただきたいと思います。」

 

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