首都大学東京にて法学系特別講座が開講

 このたび、2014年4月より首都大学東京において法学系特別講義「将棋で学ぶ法的思考・文書作成」がスタートいたします。
 本講義は、首都大学東京の木村草太准教授(憲法学)および尾崎悠一准教授(商法学)が担当する、首都大学東京法学系の正規講座です。日本の伝統文化である「将棋」のルール・思考法を学びながら、「感想戦」や「自戦記レポート」を通じて、法的思考及び法的文書作成の基礎トレーニングを行うことをテーマとしています。
 また本講義は日本将棋連盟から非常勤講師としてプロ棋士の中村太地六段、片上大輔六段が全15回の講座中8回指導を行う計画です。詳細は下記をご参照ください。

将棋講義概要
講義タイトル
「将棋で学ぶ法的思考・文書作成」
科目分類
「法学系・特別講義」
(法学系の選択科目として特別に開講される正規講座)
学期
2014年前期
対象
法学の基礎力を身につけたい法学系1・2年生
定員
20人程度
授業の担当
首都大学東京法学系准教授(憲法学)  木村 草太 氏
首都大学東京法学系准教授(商法学)  尾崎 悠一 氏
首都大学東京法学系非常勤講師   中村 太地 六段
首都大学東京法学系非常勤講師   片上 大輔 六段
目的
この講義では「将棋」のルール、序盤戦略・中終盤の攻防、将棋における理論思考、記録(棋譜)のとりかたを身につける。また憲法訴訟論や会社法学の論点を素材に、将棋を通じて身につけた思考を法的思考に応用し、また法的文書を作成することにつなげる。
本講義の目標は「将棋が強くなること」ではなく、あくまで「将棋の思考方法を理解し、それを基礎に、法的思考・法的文書作成の力を身につけること」である。
内容
まずは、木村准教授・尾崎准教授による講義で、将棋のルール・思考および法学思考との関連性を学習する。その上で、中村六段、片上六段による指導対局、自戦記の書き方の解説を通じて、論理的思考を実践的に訓練する。また、これに並行して、憲法学・商法学における重要論点を素材に、将棋の思考をどのように法的思考・法的文書作成に応用するかを解説する。

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