第3期リコー杯女流王座就位式の模様

3勝1敗で自身初の女流王座を獲得した、里見香奈女流王座を囲む「第3期リコー杯女流王座就位式」が2月6日(木)、東京都千代田区「ホテルニューオータニ」で、関係者ら約350名が出席して執り行われました。
式は、株式会社リコー・近藤史朗代表取締役会長執行役員、日本将棋連盟・谷川浩司会長より挨拶があり、就位状・優勝杯・賞金目録が授与され、記念品贈呈へと進みました。


主催者挨拶:株式会社リコー・近藤代表取締役会長執行役員


主催者挨拶:日本将棋連盟・谷川会長


就位状授与


優勝杯授与


記念品贈呈
記念品:リコー製プロジェクター「IPSIO PJ WX4141N」
リコー製全天球カメラ「RICOH THETA」


リコー製全天球カメラ「RICOH THETA」

その後、里見女流王座を囲んでの祝賀パーティーが日本経済新聞社・平田保雄取締役会長の乾杯の発声で始まりました。
祝賀パーティーの中ではプロモーションビデオ上映、出身地である出雲市の長岡秀人市長より祝辞、高橋和女流三段より花束贈呈があり、里見女流王座より謝辞、日本将棋連盟棋士会・佐藤康光会長と里見女流王座による五番勝負の解説へと進み、日本将棋連盟女流棋士会・矢内理絵子会長より閉会の挨拶があり、盛会のうちに終了しました。


乾杯:日本経済新聞社・平田会長


祝辞:出雲市・長岡市長
「出雲の宝である里見女流王座を、皆で優しく見守って、大事に育てていただきたい」


花束贈呈:高橋女流三段


謝辞:里見女流王座
「敗れた1局目は自分の弱さが出た。2局目は自分の力を出し切ろうという意識だけだった。3局目は大変苦しく、ダメだと思うこともあったが、全力を出し切った。気持ちを切らさずに出来た将棋は初めてだった。4局目、緊張することなく、のびのびと自分の将棋が指せた。1局1局全力を出し切って、これだけ充実感のあったシリーズはなかった」と今期シリーズを振り返り、最後に「感謝の気持ちを忘れず、前に進んでいきたい。温かく見守ってもらいたい」と応援してくださる皆様へ感謝の言葉を話した


閉会の挨拶:日本将棋連盟・矢内理絵子女流棋士会会長
「里見女流王座にとっては勝つことが大変なシリーズだったのではないかと思う。その中で自分の将棋を指す精神の強さ、技術の高さを勉強させてもらった。
今年は女流棋士会発足40周年。棋力向上、普及活動に頑張って、女流棋士全員で女流棋界を盛り上げていきたい」

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