日本将棋連盟は12月12日に、海外普及を目的とした対局サイト「81Dojo」（代表：川崎智秀、師範：北尾まどか女流二段）を「日本将棋連盟後援」として認定した。
「81Dojo」は、多言語対応の専用システムで対局や観戦が楽しめる国際将棋対局サイトで、2013年12月1日現在、85か国より約1万8千名が登録している。
外国人として史上初めて公式戦で女流棋士に勝った、ポーランドのカロリーナ・ステチェンスカさんもこのサイトで腕を磨いていた。
今後、日本将棋連盟は後援として「81Dojo」の発展に協力していくことになる。
URL： http://81dojo.com/ （日本語版 http://81dojo.com/jp）
会員登録無料の非営利サイト。
81Dojo代表 川崎智秀様のコメント：
４年間にわたり続けてきた海外普及への取り組みを日本将棋連盟に認めていただけて大変嬉しいです。
これからも世界の将棋ファンの期待に応えるサイトになるよう、一生懸命頑張ります。
81Dojo師範 北尾まどか女流二段のコメント：
世界のレベルを飛躍的に向上させ、普及に貢献してきた81Dojoが連盟の後援を受けることは海外普及を願う将棋ファンにとって大変喜ばしいことだと思います。
将棋という日本文化が世界のゲームとして国際的に発展することを願います。
日本将棋連盟専務理事 青野照市九段のコメント：
海外の将棋ファンといつでも対局できるというのは本当に素晴らしいことで、日本将棋連盟としてもぜひ応援したいと思います。
世界各国の将棋ファンが集まり、海外普及に大きな役割を担ってくれることを期待しています。
◎初の「日本将棋連盟後援」認定
メディア事業における「日本将棋連盟後援」は、無料サイト・アプリが対象で、将棋普及に貢献が大きいと認められたものに贈られる。
今回の「81Dojo」が初めて後援を認定された。
以下プレスリリースの英訳文書
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JSA grants patronage to the international online shogi site "81Dojo"
The Japan Shogi Association has approved "81Dojo" (director: Tomohide Kawasaki, supervisor: Ladies Professional 2-dan Madoka Kitao) and granted the title of "Under the patronage of the JSA" today on December 12.
The non-profit international online shogi site was established in 2010 in the aim of promoting shogi overseas, offering multilingual user interface to play and watch online shogi games free of charge.
18,000 users from 85 countries have registered so far, one of which is Karolina Styczynska who improved her skill on this site and later became the first non-Japanese female player to beat a Ladies Professional in an official match.
Hereafter the JSA will cooperate with 81Dojo for its further growth.
「81Dojo」
URL： http://81dojo.com/
The first grant of "patronage" by JSA
The title of "Under the patronage of the JSA" in the media business field is to be granted to free-of-charge websites and apps that the JSA recognizes to have made a considerable contribution to the promotion of shogi. 81Dojo becomes its first recipient.
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