2013年7月10日(水)、東京都千代田区「マイナビ本社」にて初の女王を獲得し、史上初の女流五冠を獲得した里見香奈女王の就位式が行われました。
写真：左から矢内女流棋士会会長、堺田副市長、里見女王、中川代表取締役社長、谷川会長
約130名が出席した式は、株式会社マイナビ・中川信行代表取締役社長、日本将棋連盟・谷川浩司会長、日本将棋連盟女流棋士会・矢内理絵子会長から挨拶、里見女王の地元である出雲市・堺田輝也副市長から祝辞があり、優勝杯、優勝賞金、就位状の授与、師匠である森けい二九段からの花束贈呈へとすすみ、里見女王の謝辞で就位式は終了しました。
里見女王
「第1局の対局当日は挑戦できたことがうれしくて、時間があっという間に過ぎ、思った以上の力が出せ、良いスタートが切れた。第2局は地元の方々の温かな歓迎で、無心になって挑むことができ、楽しく対局することができた。第3局はたくさんの注目の中の対局で、貴重な経験をさせていただいた」と全3局を振り返り、「女王になった今後は盤外でも立ち居振る舞いに気をつけて、将棋に集中して頑張っていきたい」と挨拶しました。
その後、里見女王を囲んでの祝賀会は日本将棋連盟・青野照市専務理事の乾杯で始まり、株式会社マイナビ・滝口直樹常務取締役の挨拶で、盛会のうちに終了しました。
写真：師匠の森けい二九段と
写真：井道千尋女流初段（左）、室田伊緒女流初段（右）と