第36期女流名人位戦表彰式・祝賀パーティーの模様

 2010年3月25日(木)、東京都港区「明治記念館」にて『第36期女流名人位戦表彰式・祝賀パーティー』が執り行われました。

 報知新聞社岸洋人代表取締役社長、日本将棋連盟米長邦雄会長より挨拶・賞状・賞金・名人位盾の授与、株式会社ユニバーサルエンターテインメント総合内部統制室IR・広報グループ工藤正尚部長よりユニバーサル杯・副賞の授与があり、祝賀パーティーへとすすみました。

 

 
 写真左上:岸代表取締役社長
「高齢化が進んでいる島根県にとって嬉しいニュースを伝えてくれた。自分も島根県出身なので大変嬉しい。今後は18歳で女流名人となった里見さんが将棋界に新しい風を巻き起こしてくれることを期待している。なお、故郷である島根県の活性化のためにも来期は出雲市で開催していただければと願っている。」
写真右上:米長会長
「36期となる女流名人位戦の中でもこんなに話題を呼んだシリーズは無かったのではないかと思う。里見女流名人には女流でNo1の地位を築いていただくと共に、男性棋士を倒して師匠である森九段も獲ったタイトルを獲得するくらい頑張ってもらいたい。また皆様には、今後も出雲に住んで頑張っていく里見女流名人を通じて、東京・大阪という大都市ではなく、地方でもこんなに強くなるんだと知ってもらいたい。そして、18歳の女流名人を温かく見守って、成長を見ていっていただきたい。」

 祝賀パーティーは師匠である森けい二九段の乾杯で始まり、4名の方よりご祝辞をいただき、石山昇野田市市議会議員・監査委員より花束の贈呈、最後に里見女流名人から皆様への謝辞があり、たくさんの関係者が来場した会は報知新聞社小松崎和夫代表取締役会長の挨拶で閉会いたしました。

 
写真左:株式会社ユニバーサルエンターテインメント総合内部統制室IR・広報グループ工藤正尚部長
「女流名人位獲得は、生まれ持っての才能もあるが人並みならない努力の賜物だと思う。これからも頑張ってもらいたい。」
写真右:第2局開催地の野田市より根本崇野田市長
「2期続けて野田市で開催。野田市としても出来る限り、将棋を通して地域づくりをしていきたいと思っているので、来期も野田市で開催していただきたい。」

 

 
写真左:島根県東京事務所細木裕二所長
溝口善兵衛島根県知事からのお祝いのメッセージを代読
写真右:里見女流名人出身地の出雲市より長岡秀人市長
「心から喜んでいる。里見女流名人には皆さんに愛される、棋士には恐れられる人になるよう精進してもらいたい。また皆様には、将棋界と出雲の宝物を大事に育てていっていただければと思う。」

写真:里見女流名人
「挑戦者になった時は清水市代女流王位・女流王将と対局出来ることが嬉しく、シリーズ中は1つ1つが勉強になった。女流名人位を獲得した時は素直に嬉しかったし、その日に森師匠がご馳走してくれたうなぎが美味しかった。またご馳走してもらえるようにがんばりたい。皆さんに聞かれている今後の服装ついては特に決めていない。自然にスイッチが入る服にしたいと思っているが、何を着てもスイッチが入るような棋士になりたい。女流名人として立ち居振る舞いを気をつけて頑張っていきたい。」

 
写真左:女流名人位戦の掲載紙
写真右:高橋和女流三段と

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