女流王将戦再開までの経緯

 女流王将戦は長らく日刊スポーツ紙主催で行なって参りましたが、最後は将棋連盟が棋戦を支えるために費用を負担するという不自然な状態となり、やむを得ず第30期をもっていったん中断となりました。
 しかし棋戦をなくすことは将棋連盟にとって、また女流棋界にも大きなマイナスであり、何とか復活すべく理事会を挙げて努力致しました。

 まず、それまで都城対局でお世話になっていた霧島酒造様に霧島杯として本格的な支援を頂き、また掲載も紙面でなく「囲碁将棋チャンネル」のテレビ棋戦として、サテライトカルチャージャパン(株)に主催になって頂きました。
 その結果できた女流王将戦は名前は以前と同じですが、まったく違う新しい形の棋戦であります。
その間、日本女子プロ将棋協会(LPSA)へも「お互いにスポンサーを見つけて棋戦を復活させよう」と声をかけてきましたが、残念ながら今期は結果として、将棋連盟だけのスポンサーで行うこととなりました。

 従って今回は連盟主導の棋戦となり、参加人員も予算上限られるためLPSAより5名、ファンに対する普及にもなり、また棋戦として盛り上がるのではないかという考えから、アマ5名(小学校・中学校・高校・大学・一般の代表)を招待と決めました。
このことはLPSA側にも快く了承を頂きました。
 昨今のアマ選手の実力はある意味プロの女流棋士に匹敵していることは最近の実績からも明らかであります。
また、他の女流棋戦においても勝たない棋士は予備予選から出場して頂きたいという意向もあり、出場に対する基準が年々厳しくなっている傾向にあることも確かです。

 今後もLPSAには何とかスポンサーを見つけてきて頂きさらに大きな棋戦となり、全員が出場できる形になるよう呼びかけていくつもりです。
 今回の出場枠については、すべて将棋連盟が判断したことであり関係者すべてに了承を頂きました。
 ファンの方々にも温かい応援をいただければ幸いです。

平成22年3月24日
社団法人日本将棋連盟
渉外担当理事 青野照市

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