第50期王位就位式

 2009年12月14日(月)、東京・日比谷の「松本楼」にて3連覇を果たした深浦康市王位の就位式が執り行われました。

 関係者ら150名が出席した式は、主催新聞社代表の西日本新聞東京支社土山昭則支社長、
日本将棋連盟米長邦雄会長より挨拶があり、就位状・王位杯が米長会長から、賞金目録・
記念品を土山支社長から授与され、祝辞、謝辞へとすすみました。

 
写真左:土山支社長
「野球と将棋でジャンルは違うが、3連敗後の4連勝は運命のいたずらではなく、絶え間ない努力、精進、支えた周りの皆さんによってのものだと思う。」と昭和40年当時、西鉄が逆転優勝した記事を持って話された。

写真右:祝辞:サッカー協会名誉副会長・早稲田大学大学院スポーツ科学研究科教授 平田竹男氏「日本のサッカーに深浦王位がいたらベスト8確実で、日本のファンがベスト8の会場にいける国になる」と3連覇を果たした深浦王位の強さをサッカーに例えられた。また、「裏の努力が勝負の世界には出る。見えない努力が実ってきていると感じている。そんな深浦王位の頑張りを見ながら、自分を興起しながら頑張っていきたい。」と話された。

 
真左:深浦王位
「なかなかこの場に戻って来られないと思ったので、またこの場に戻って来られて本当に嬉しい。七番勝負は木村一基八段という大変な強敵を迎えたと思った。また、どのように戦えば良いかタイトルホルダーとしての思いもあり、違和感もあった。そして3連敗。ひどい将棋でファンの方々には申し訳なかった。4局目が佐世保でプレッシャーを感じていたが、地元というのが力になった。子どもの頃を振り返ることが出来、集中力につながった。運が良かったが、反省点の多い1年だった。また精進して頑張っていきたい。」と喜びを語った。

 祝賀パーティーは知人である落語家の立川志遊さんの乾杯で始まり、盛会の内に終了しました。

写真右:立川志遊氏
「深浦王位とかけて、信心深い関取ととく、その心は、参拝(3敗)の後に勝ち名乗りを得る。」

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