日本将棋連盟とLPSAの共同声明

合意書

社団法人 日本将棋連盟会長 米長邦雄(以下連盟という)と、一般社団法人日本女子プロ将棋協会代表 中井広恵(以下LPSAという)は、以下の項目について合意した。

第一:
連盟とLPSAは、日本の伝統文化たる将棋界の隆盛を願い、互いの団体に敬意を払いつつ互いに独立性を保ち、共に切磋琢磨するものとする。両者は友好団体であることを確認する。
第二:
連盟とLPSAは、過去の経緯やトラブルは不幸な出来事として、今後繰り返さない。
第三:
連盟とLPSAは、両者のどちらかが誹謗中傷等攻撃を受けた時は、スクラムを組んでこれに立ち向かい解決に協力する。
第四:
連盟とLPSAは、連絡協議会を発足させ、両団体の運営における問題案件については誠意を持って話し合い、万が一トラブルが起きても法的手段をとることは極力避け、話し合いによる解決へ向け最大限の努力をする。
第五:
連絡協議会については、連盟二名・LPSA二名・第三者の立会人一名、書記一名により構成し、当面は月に一回開催する。

上記各項目について 連盟とLPSAは異論なく合意した事を確約し、その証として、本書三通を作成し各自記名押印する。

平成21年11月17日

社団法人 日本将棋連盟           会長 米長邦雄    印

一般社団法人 日本女子プロ将棋協会  代表 中井広恵    印

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