2009年9月7日(月)、東京都千代田区「グランドプリンスホテル赤坂」にて『第80期棋聖就位式＆将棋ファンと羽生善治棋聖の夕べ』が執り行われました。
関係者とファンを合わせて300名が出席した式は産経新聞社住田良能代表取締役社長、日本将棋連盟米長邦雄会長から主催者挨拶があり、就位状、賞杯、賞金の授与、羽生棋聖と共著で本を出されており、大の将棋ファンである英文学者の柳瀬尚紀様からご祝辞をいただき、羽生棋聖からの謝辞へとすすみました。
「苦しい将棋の連続で今期はダメかなと思ったこともあったため、この場にいられる喜びは大きい。また、来年は将棋盤の升目と同じ81期という、今期の80期という大きな節目以上に大きな年。自分なりに一生懸命指していきたい。」
その後、羽生棋聖のお母様のご友人と羽生棋聖の大ファンというお子様から花束が贈られ、就位式は終了しました。
羽生棋聖を囲んでの祝賀パーティーは、日本将棋連盟西村一義専務理事の乾杯の発声で始まりました。祝賀パーティーでは、一般のファンの方々へ羽生棋聖から「次の一手」問題が出されました。
「次の一手」問題図は愛媛県松山市「宝荘ホテル」で行われた第5局から。候補手は(1)3九飛、(2)2八飛、(3)3六角。