現在進行中の第44期棋王戦挑戦者決定トーナメント、9月10日（月）は、羽生善治竜王VS広瀬章人八段 戦が東京・将棋会館で行われます。
両者のこれまでの対戦成績は、羽生竜王が15勝7敗と勝ち越していますが、直近の対局では8月の王将戦二次予選で広瀬八段が勝利しています。
羽生竜王はタイトル保持者のため挑戦者決定トーナメントからの登場、1回戦で宮田敦史七段を破り本局に勝ち進んでいます。広瀬八段は順位戦B級1組以上在籍により挑戦者決定トーナメントからの登場、1回戦で糸谷哲郎八段を破り、本局を迎えました。
羽生竜王は第12期が本棋戦初参加で、本棋戦の対戦成績は101勝42敗（0.706）、五番勝負進出は17回、タイトル獲得は13期で、永世棋王の資格を持っています。
対する広瀬八段は第32期より本棋戦に参加しており、本棋戦の対戦成績は30勝16敗（0.652）、第36期と第37期に挑戦者決定戦に進出、惜しくも棋王挑戦はなりませんでした。
対局の模様は、日本将棋連盟ライブ中継でご覧いただくことができます。